本連載「これから始める企業のためのKubernetes実践講座」では、Kubernetesのメリットと主要機能を紹介してきました。最終回となる今回は、Kubernetesはどのような環境で構築すればいいのかについて、具体的な方法やポイントを解説します。 Kubernetesの4つの構成方法 Kubernetesの構成方法には、ニーズや環境、役割によって4つのパターンが考えられます。 クラウド(以下、パブリッククラウドのことを指す)事業者のマネージドサービスを利用する クラウドのIaaS上に自前で構築する オンプレミスのサーバ環境に構築する オンプレミスの開発端末に構築する この中で一番簡単な方法は、クラウド事業者のマネージドサービスを利用することです。Amazon Web Services(AWS)のEKS(Amazon Elastic Container Service for Kube
![マネージドサービス? 自前構築? Kubernetesを本番環境で使うにはどうすればよいのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/275f9d0df8e3380ed7287b2b6a9de753de7af5c1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1907%2F01%2Fl_news010_01.jpg)