タグ

ブックマーク / suumo.jp (90)

  • どこまでいっても家の続きみたいに居心地よい街「清澄白河」 - SUUMOタウン

    著: 白方はるか(鳩) 日曜日の夕方、清澄白河には観光客があふれている。ブルーボトルのコーヒーを片手に駅にむかって歩く若いカップルとスーパー赤札堂のレジ袋を両手に抱えて家にむかって歩く私、すれ違うたびに「彼らは今日どのお店をめぐったのだろう?」と気になってしかたがない。 清澄白河には美術館や公園がある。コーヒーショップや雑貨店も増えてきた。しかし実際に住んでみるとこの街に「あるもの」よりも「ないもの」に気がつくようになる。そして気がつくほどに、なぜか街への愛着が増してきた。 今日は住んでみて気がついた清澄白河の「ないもの」と、だからこそ気づいた街の魅力について紹介したい。 そんなにおしゃれな街じゃない 最近の清澄白河は「コーヒー」とか「アート」のような、おしゃれなイメージが強い。 しかしガイドブックのイメージに期待をふくらませて地下鉄の駅から地上に出たら、まちがいなくがっかりする。駅のまわ

    どこまでいっても家の続きみたいに居心地よい街「清澄白河」 - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2018/05/18
  • この町に流れる余裕。「蔵前」の町と人がつくる伸びやかな空気 - SUUMOタウン

    著: 石崎 嵩人 数年前、自分たちのお店をどのように知ってもらうか考えていた際、ある人に言われたことがある。 「例えばそこに綺麗な花があったとして、その花がどんな色で、どういった香りなのかをあれこれと説明しようとする必要はない。君たちはただ綺麗だと思って水をあげ続ければいい」 その言葉を聞いて、すごく気持ちが軽くなったのを覚えている。 蔵前に拠点を持つようになって5年半、僕がこの町に感じている伸びやかさや穏やかさの正体は、正にこの言葉が指し示すようなことだと思っている。 この町に住む人たちは肩肘を張らない自然な心地よさを知っている様に感じられるし、この町で働く人たちは自分の仕事を誇らしく思う矜持を身につけているように思えるのだ。 誰に見せるためでもなく、誰かに言われたからでもなく、毎日きちんと自分の花壇に水をあげ続けている人たち。そうして育まれる芯のようなものが、心の健やかさなんじゃないか

    この町に流れる余裕。「蔵前」の町と人がつくる伸びやかな空気 - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2018/04/20
    ちがう時間の流れる街
  • ダウンもレザーも、自宅でかんたん丸洗い!  実力派おしゃれ着洗剤を試してみた

    春が近づき衣替えの季節がやってきました。冬物衣類をしまう際、ダウンジャケットやファー、レザージャケットなどのおしゃれ着をクリーニングに出すか迷ったことはありませんか? なんといってもこうした冬物衣料のクリーニング代は高い!! 小さなファーでもクリーニングに出すと3000円ほど、ダウンやレザージャケットなんて5000円以上かかることもザラにあります。そんなおしゃれ着を、なんと家庭で水洗いできる洗剤があるとのこと。その実力を試してみました。 使うのは「プロ・ウォッシュ」と「ドライニング」という洗剤。ネット販売が中心のため、はじめて見る人も多いかもしれませんが、知る人ぞ知る洗剤なのです! プロ・ウォッシュは、一般的なおしゃれ着用洗剤よりも衣類の保護成分が15~17倍も入っているとか。衣類の繊維をしっかり守ってくれます。さらに、プロ革エッセンスという加脂剤を使えば、革製品まで洗えるのです。 ドライ

    ダウンもレザーも、自宅でかんたん丸洗い!  実力派おしゃれ着洗剤を試してみた
  • 酒と欲望の街「五反田」に編集者として生まれ育って - SUUMOタウン

    著: 中道薫 五反田は、私を編集者にしてくれた街だ。 一部上場企業に入社し、丸の内OL(当は八重洲側だけど)として働いていた私は、入社2年目で編集プロダクション・ノオトに転職した。 出版業界にいた大学の先輩から「編プロなんて月に何回家に帰れるか分からない。どブラックなところだよ」と忠告を受け、覚悟の上の転職だった。やりたい仕事だから働き詰めでも構わないと思った。早いもので、あれからもう5回目の冬を迎えている。 実際に入社してみると、徹夜を強いられるどころか社長自ら「早く帰りなさい」と声をかけられる労働環境。それでも、編集どころか原稿の書き方すら分からない自分を早くなんとかしたくて、がむしゃらにデスクにかじりつき、走って最終電車に滑り込むこともあった。 当初オフィスは高輪台にあったが、入社半年で隣駅の五反田へ移転した。時期を合わせるように実家から引越したのは、都営浅草線で1駅先の戸越。徒歩

    酒と欲望の街「五反田」に編集者として生まれ育って - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2018/03/15
    路地裏のお店をいくつも廻りたい
  • 地形マニアの聖地「赤羽」 スリバチあり、歴史あり、酒場ありの魅惑的な町 (寄稿:東京スリバチ学会 会長) - SUUMOタウン

    著: 皆川典久(東京スリバチ学会 会長) 土地の高低差が町の個性を育み、町並みに意外な奥行き感を与えていることがある。 東京で「山の手」と呼ばれているエリアは坂道が多い。そして坂を上る、あるいは下りることで町の雰囲気が一変する場面にしばしば出会う。坂の上と坂の下では、性格の異なる町が崖を境に隣り合っているためだ。 だから街角で坂道や階段を見つけたら、面倒がらずに上り下りを楽しんでみてほしい。あなたの知らない世界が待っていることがある。北区の「赤羽」は、そんな楽しみが味わえる、特有の凸凹地形を持つ町である。 赤羽駅で途中下車し、スリバチと歴史の世界へ 私は、「谷」が多い東京の地形を観賞・体感する「東京スリバチ学会」を主宰し、休日に各地を歩き回っている。ちなみにスリバチとは都心に多い谷間や窪地のことで、地形の第一印象から、私が勝手に名付けた。詳しくは、記事最後のプロフィールを読んでほしい。 そ

    地形マニアの聖地「赤羽」 スリバチあり、歴史あり、酒場ありの魅惑的な町 (寄稿:東京スリバチ学会 会長) - SUUMOタウン
  • 昼はコドモ、夜はオトナのものとなる「四谷」 飲んで飲まれて歩いて帰れる街で暮らした日々(寄稿:岡田育) - SUUMOタウン

    著: 岡田 育 四ツ谷駅前。左奥が上智大学の建物と、同じ敷地内にある聖イグナチオ教会の尖塔 アメリカに転居する直前、2013年から2015年まで、私は四谷に住んでいた。そう言うと、土地勘のない人たちからは「えっ、あんなとこ、住めるの!?」と驚かれる。住める住める。めっちゃ推せる。東京生活が長い人たちからは時々、「……やるねぇ」とニヤリと笑われるので、こちらもニヤリと笑い返す。やってやったぜ。 階段と怪談の多い街 麹町側や新宿通り沿いはいかにもビジネス街という雰囲気だし、電車や地下鉄で通過するだけでは、「住む」場所としてまるでピンとこないのかもしれない。しかし四谷という街は、赤坂御用地に隣接し、庭園に滝が流れる武家屋敷の敷地から東京屈指の花街となったユニークな歴史を持つ。一奥の路地へ入るとまるで趣が変わり、無数に細かく区切られた昔ながらの町名の上、電線が低空をびょんびょん這い回る、古き佳き

    昼はコドモ、夜はオトナのものとなる「四谷」 飲んで飲まれて歩いて帰れる街で暮らした日々(寄稿:岡田育) - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2017/11/16
    四谷階段
  • 西原理恵子さんの上京物語 貧乏でも「もうちょっと広い部屋に住みたい」という気持ちで頑張れた - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 柴 那典 写真: 関口佳代 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つ一つにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆◆◆ 今回「上京物語」に登場いただくのは、西原理恵子さんです。毎日新聞朝刊にて2002年から16年続いた連載『毎日かあさん』は、「卒母(そつはは:母親業の卒業)」宣言と共に、最終巻となる14巻で完結。10月からは新連載『りえさん手帖』がスタートしました。愛娘への思いと共にこれから世のなかに出ていく女の子へのメッセージをつづった『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』も大きな話題を呼んでいる西原さんに、改めて10代の思い出と東京での暮らしについて語っていただきました。 美大への進学を目指して、19歳で高知から上京し

    西原理恵子さんの上京物語 貧乏でも「もうちょっと広い部屋に住みたい」という気持ちで頑張れた - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2017/10/19
    自伝漫画を読むと凄い逞しさを感じさせる方
  • すべてがちょうどよかった街、新小岩 - SUUMOタウン

    著: 玉置 豊 今から16年くらい前、24歳で一人暮らしを始めて、32歳まで住んでいたのが新小岩だった。別に縁があった訳でもなく、新小岩である必要は特になかったのだが、あの時の自分にまた戻ったとしても、やっぱり新小岩の街に住みたいと思う。 新小岩を選んだ理由 新小岩の前は埼玉県東南部にある実家に住んでいて、勤務先は五反田にあるウェブサイトの制作会社だった。そこから飯田橋にあるクライアント先へと毎日のように顔を出さなければいけない状況が続き、少しでも移動の負担を減らそうと、一人暮らしの住まいを探すことにしたのだ。 久しぶりに新小岩まで来てみた。駅の建物が低いので、この写真だと結構な田舎にみえる 住む場所をどこにしようかと、とりあえず路線図を眺めてみる。実家と勤務先とクライアント先の交差する駅といえば秋葉原になるのだが、どうも自分が住む街としてのイメージが湧かない。 そこで狙いを東に移動してみ

    すべてがちょうどよかった街、新小岩 - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2017/05/16
    駅の近くの路地などに生活感が感じられる風景が広がる
  • 何者にもなれない僕が「荻窪」にいた(寄稿:カツセマサヒコ) - SUUMOタウン

    著: カツセマサヒコ 東京と千葉を結ぶJR中央・総武線は、中野~吉祥寺間でカルチャー色が強くなり、そうした空気に憧れる若者もまた、多く住んでいる。当時の僕も、そのうちのひとりだった。 「中野ブロードウェイ」をランドマークに展開されるサブカルタウン・中野。 “東京のインド”と呼ぶ人もいたディープな街・高円寺。 アニメ制作会社やミニシアター、ギャラリーなどが点在する阿佐ヶ谷。 個性的かつ味も確かな個人飲店が並ぶ西荻窪。 ジブリ美術館をはじめアニメーションの聖地として知られる吉祥寺・三鷹。 いずれもいい意味でアクが強く、独特の空気と、ゆったりとした時間が流れている。その空気を吸って暮らせばそのうち自分も何者かになれるのではないかと、多くの若者同様に、当時の僕も錯覚していた。 僕は、東京都杉並区にうまれた。 実家から中央・総武線と東京メトロ丸ノ内線が走る「荻窪」までは自転車でも行ける距離で、幼少

    何者にもなれない僕が「荻窪」にいた(寄稿:カツセマサヒコ) - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2017/03/30
  • 「上野」の良さをひたすら語る ~四季のある街、上野・浅草~(寄稿:ヨッピー) - SUUMOタウン

    著: ヨッピー 当時サラリーマンをしていた僕に、引越しのタイミングが訪れた。 僕が働いていた会社の事業部が上野に移転することになり、それに伴い下っ端社員であるところの僕も引越す必要が出たのだ。「じゃあどこに住もうかな」という事で頭を悩ませていたのだけど、残念なことにそのころの僕は『殺し屋1(イチ)』という漫画にハマっていたのである。 殺し屋1は「ヤクザマンション」と呼ばれる、ヤクザの事務所ばかりが入居する歌舞伎町のマンションを舞台に、抗争というかドロッドロの殺し合いが繰り広げられる漫画だ。「ヤクザマンション、超面白そうじゃん!」と思っていた僕は、引越しのタイミングで歌舞伎町のド真ん中の賃貸マンションの空き物件を探し出し、「ここに住みます」と、会社の総務部に申請したのである。もちろん、めちゃくちゃ怒られた。 「何を考えてるんだ」 「コンプライアンス上問題がある」 「そもそも上野に通うのに歌舞

    「上野」の良さをひたすら語る ~四季のある街、上野・浅草~(寄稿:ヨッピー) - SUUMOタウン
    kenzy_n
    kenzy_n 2016/09/15
    変わるものと変わらないものが混在一全しているおもしろいところ