グルーポン/脱毛クーポンでトラブル/顧客から返金要求400件<全文> | 日本ネット経済新聞 | 日本流通産業新聞社クーポン共同購入サイト「グルーポン」が13年3～6月に掲載した脱毛チケットをめぐり、消費者トラブルが発生している。脱毛チケットの販売元である美容クリニックが13年12月、チケットの大半が未消化のまま事実上、閉院したためだ。グルーポンに対するチケット購入者からの返金要求は、2月中旬時点で約400件に上っている。クーポンの掲載審査体制の不備が露呈した格好だ。 事実上の閉院状態となっているのは、都内に新宿院と表参道院の2店舗を展開している美容皮膚科「ヴェルジュクリニック」。2カ所とも、13年3月ごろから5月ごろにかけて開院したばかりだった。 「ヴェルジュクリニック」は13年4月と6月の2回、5枚つづりで販売価格1万9800円のチケットをグルーポンに掲載し、合計で約740枚を販売した。 チケット購入者によると、「夏ごろから予約が取りにくくなり、10月中旬ごろには、『11月上旬まで休業する』と
