自分の良いところに目を向ける フィンランドのニュースで、「私たちの目は青すぎるのか」という言葉が出てくることがあります。これは、自分たちがポジティブサイドにばかり焦点を合わせていることを少し揶揄する表現。実際、教育現場でも自分たちの「良いところ」に特に注目しています。 私自身、現在フィンランドの小学校でティーチングアシスタントとして働いていますが、子どもに対しても、そして大人(先生)に対しても、良い面を見ようとする意識が強くあります。とは言っても日本人からしてみたら、あまりイメージのつかないところ。具体的にどんな背景があるのか、見ていきましょう。 そもそもフィンランド人は、なぜ良いところにフォーカスするのか? なぜフィンランド人が「良いところ」に注目するのか、それには以下のような理由があると考察しました。 アウトパフォーマンスにつながるから 良いところを伸ばした方が、伸びるスピードが速いし