「新型コロナウイルス禍でもウーバーイーツや出前館などと連携して宅配をしてきたが、店舗の在庫をそのまま確認できるシステムになっておらず、販売促進をかけられなかった。それでも1日数万円を売り上げる店もあり、需要は大きい。来春以降は店頭在庫とつながって新しい便利を提供できる」 ――目指すコンビニ像は 「2030(令和12)年ごろにはリアルの世界はコンビニでいい、そこに電子商取引(EC)があれば消費生活はできるよねという状態になる。国内1万4500店舗超をECセンターとして活用し、最短10分でオーダーから宅配までできるようにする。私たちのセンターはアマゾンと比べ小さいが、その分そこら中にある。クイッケスト(最も早い)ECを目指す」 ――来年の経済見通しは 「令和6年春闘で賃上げがどれぐらい行われるかがカギを握る。コストプッシュ型のインフレが足かけ2年ほど続き、今年はそこそこの賃上げが行われたが、実
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