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ブックマーク / odamitsuo.hatenablog.com (5)

  • 小田光雄 逝去のお知らせ - 出版・読書メモランダム

    小田光雄は、2024年6月8日、病気のため永眠しました。享年73。葬儀は近親者のみにて執り行いました。 戦後社会論をライフワークとした小田光雄の出発点は『〈郊外〉の誕生と死』であり、その延長線上で、出版・古書・図書館など多岐にわたる分野を論じ、多くの著書を残しました。 また、書店や出版社パピルスを経営し、自ら翻訳も手がけました。主な訳書に、エミール・ゾラ「ルーゴン=マッカール叢書」の『大地』があります。 2019年には『古屋散策』で第29回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞いたしました。 故人が書き残した原稿があるため、ブログはしばらくの間、更新を続けます。 皆様には生前のご厚誼に心から感謝いたしますとともに、ここに謹んでお報せ申し上げます。 2024年6月12日 家族一同

    小田光雄 逝去のお知らせ - 出版・読書メモランダム
    kenzy_n
    kenzy_n 2024/06/12
    出版や書籍について様々な著作を書かれておられた方、ご冥福をお祈りいたします。
  • 出版状況クロニクル86(2015年6月1日〜6月30日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル86(2015年6月1日〜6月30日) 15年5月の書籍雑誌の推定販売金額は前年比10.7%マイナスという大幅減。書籍雑誌合わせて二ケタ減はかつてない落ちこみである。 その内訳は書籍が7.3%減、雑誌が13.6%減。雑誌のうちの月刊誌は13.2%減、週刊誌は15.0%減。 返品率は書籍が42.4%、雑誌は47.2%で、月刊誌は48.5%、週刊誌は41.1%と、ついに書籍雑誌の双方が40%を超えてしまった。マイナス幅も返品率も、最悪のところまできている。 そのような出版状況を背景にして、1 の栗田出版販売の民事再生申請が起こされたことになる。 かくして出版危機が臨界点に達した状況の中で、15年前半の終わりを迎えたわけだが、続けて後半にはどのような事件と出来事が待ちかまえているのであろうか。 1.6月26日に栗田出版販売が民事再生を申請。負債は134億9600万円。 同日付で

  • 出版状況クロニクル81(2015年1月1日〜1月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル81(2015年1月1日〜1月31日) 14年12月の書籍雑誌推定販売金額は1367億円で、前年比2.1%減。その内訳は書籍同1.5%減、雑誌2.5%減で、雑誌のうちの月刊誌は1.6%減、週刊誌6.7%減。 マイナスが小幅だったのは送品稼働日が前年よりも1日多かったことで、このことによってかろうじて1兆6000億円台をキープしたことになる。 しかし返品率は書籍が38.2%、雑誌が38.1%と前年よりも高くなり、相変わらず高止まりしたままになっている。 年末年始の書店売上動向はそれぞれの調査で、日版が5.7%減、トーハンが7.5%減と、12月の小幅なマイナスから上昇へと転じている。 15年はどこまで出版物売上が下がり、さらにどこまで返品率が上がっていくかという状況を迎えている。 出版業界の地獄の一年の幕開けである。 1.出版科学研究所による1996年から2014年にかけての

  • 出版状況クロニクル71(2014年3月1日〜3月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル71(2014年3月1日〜3月31日) 2月の出版物推定販売金額は1530億円で、前年比3.6%減、その内訳は書籍が810億円で同2.8%減、雑誌が720億円で同4.4%減。 返品率は1月よりは低くはなっているが、やはり前年を上回り、書籍は33.7%、雑誌は37.3%と高止まりし、下がる気配は見えない。 1 に1970年からの返品率推移を掲載しておいたが、70年代において、取次によれば、書籍返品率が30%前後であった頃も書籍は赤字で、低返品率と高回転率の雑誌によって流通は支えられているといわれていた。それが現在では雑誌のほうが高返品率となっており、それに半減してしまったともみなせる販売金額のことを考えれば、出版物流通がすでに双子の赤字になりかねない状況に入っているのではないだろうか。 3月は学参期ということもあって、年間で最も販売金額が高くなる月で、昨年は2059億円を計

    出版状況クロニクル71(2014年3月1日〜3月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル69(2014年1月1日〜1月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル69(2014年1月1日〜1月31日) クロニクルにおいて、危機の中にある出版業界を、社会要因と構造から限界集落にたとえ、そこで起きている現象を出版敗戦ともよんできた。そして今年はその不可避の帰結として、出版業界のあからさまな解体が顕在化してくるであろうことを既述してきた。 その予兆を示すように、取次の書店POSデータによる年末年始売上調査は最悪で、日販は6.5%減、トーハンは4.6%減と大幅なマイナスとなっている。対象先は前者が1745店、後者は1591店。前年は日販が1.9%増、トーハンは0.9%減であったことからすれば、今年の深刻さを象徴しているような落ちこみといえるだろう。 それに加え、昨年から出版業界に関する多くの噂や風聞が飛びかっている。クロニクルは原則として、それらを取り上げていないが、アクセスワードを確認すると、それらの多くを目にすることになり、最近の

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