先日、ある会社の社長がやってきてホームページのリニューアルを依頼してきた。社長は、それまで営業の対面販売を中心にやってきたので、ホームページにお金をかける必要性を感じていなかった。しかし、最近自分の会社のホームページのひどさに愕然としたというのだ。 「検索しても自分の会社のホームページが出てこないんだよね」と話は続き、SEOの話になってくる。 SEOに関する仕事の依頼は、これまではショッピングサイトからが多かった。それがここ2年ぐらいは、金融サービスや中小企業向けのサービスなど、対面営業が中心の企業からの依頼が増えている。インターネットだけで完結しない商売でも、検索エンジンとホームページが顧客の決定プロセスに大きな影響を与えている。そのことが経営者にも認識されてきたようだ。 筆者は2000年頃からSEOに取り組くんできたが、こういった社長の言葉を聞くと、SEOが企業のウェブサイトにとって当
サイトやページが良い順位を獲得している理由を分析するとき、僕は主に次のような点を調べている。 Page Strengthのスコアはどうか。概略をぱっと見るのに良い。2位にランクしたBruceのページは6.5だ。Yahoo! Site Explorer(Yahoo! USのアカウントが必要)を使い、ドメイン名へのリンクを見る。Bruceのサイトには4万1314件のリンクがある。上位200件から300件についてユニークドメイン名の数をチェックする。Bruceのサイトの場合、上位250件のうちだいたい50%がユニークドメイン名からのリンクだと推定される。質の高いリンクと質の低いリンクの割合。たいてい手作業で調べる。リンクを張っている人とその理由(自然発生的なものか、不正に操作されたものか、お金を払ったものか)。これも手作業で調べる必要がある。アンカーテキストを確認する(このツールは必須)。「se
GoogleがWebアクセス解析ソリューションのUrchin Softwareを買収したのが2005年3月。その8カ月後の同年11月に、Googleのサービスのひとつとして「Google Analytics」という無料サービスの提供が開始されました。企業向けに構築された詳細な解析技術を有するUrchinと、Googleの広告サービスが有用に活用されているかを確認できるツールが一緒になったサービスとして、個人から中小企業まで幅広く利用されているサービスです。 日本ではUrchinを単体で購入することが可能なだけでなく、製品に特化した講習も定期的に開催されている (画像はプロトンのWebサイトより引用) Google Analyticsは今までグラフ化したり解析するのが困難だったデータを、様々な角度から表示してくれるので大変便利ですが、使いこなすのに時間がかかる巨大なソフトウェアのような存在
情報開示:本記事の著者であるEmre Sokulluは、2007年3月に検索エバンジェリストとしてHakiaに加わっている。以下の記事はいかなる意味においてもHakiaの見解を代表するものではなく、Emreの個人的な意見である。 Googleは若いマンモスのようなものだ。すでに十分強いが、まだ成長の最中だ。四半期決算は良好で、オンライン広告スペースに対する評価が上がっていることは、GoogleがNASDAQでの勢いを維持する最大の要因になっている。しかし、ここで土俵の外側からGoogleキラーのシナリオを考えてみることにしよう。読者の方はわたしがオープンソースで頭がいっぱいだということをご存じかもしれないが(例えばopenhumanやsimplekdeなどのわたしのプロジェクトから)、これを反映して、わたしの提案はオープンソースに基づくものだ。これをGoogle@Homeと呼びたい。 最初
今朝、Mark Scott氏が、SEOの「日常業務」についてアドバイスが欲しいと書いてきた。SEOの項目をきちんと満たすためにどんなプロセスで作業を行っているのか、つまり検索への親和性、キーワードの絞り込み、マーケティングといったことをどういう風にしているのかまとめてほしいということだ。喜んでお受けしようと思います(笑)。 SEOmozでは、サイトの構築とマーケティングを行う場合、かなり標準的なプロセスを採用している(これは社内向けの話。クライアント向けのSEOではまったく別の話になる)。 クチコミで広がるようなアイデアを練る うちは広告キャンペーンや販売促進キャンペーンに大金を払うことには興味がないし、(特にウェブを用いた)クチコミのテクニックにかなり堪能なこともわかっている。それほどのインセンティブがなくても、瞬く間に広がるようなアイデアが好きだ。 ライバルをリサーチする ライバルを知
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く