ヤマハルーターの新製品が出るたびにコンセプトやテクノロジーをわかりやすく語り続けてきた平野尚志氏。ヤマハネットワーク機器20周年を機に、ヤマハルーターの語り部である平野氏にメモリアルなRTX1000の思い出を聞いてみた。 よりよいモノを作るために力を合わせられるメンバーだった 今回話を聞いた平野尚志氏は、長らくヤマハのルーターについてメディアに説明してきた人物。われわれから見て、“ヤマハルーターの語り部”とも言える存在だ。 1987年、新卒で地元のヤマハに入社した平野氏はデジタルシステム研究所(当時)を経て、光学ドライブの開発を担当した後、1997年にルーターの開発部門に異動した。平野氏は「頭に血が上って議論しても、よりよいモノを作るために力を合わせられるメンバーだったことが大きかった。あと、お客様の声を反映したものづくりがやりたかったので、メーリングリストやホームページを使って、お客様と
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