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  • Research ─ 研究を通して ─:テナガザルの歌からことばの起源を探る

    人間は疑いもなく、霊長類に分類されるほ乳動物の一種である。しかし、他の動物とは大きく異なるさまざまな特徴を持っている。言語もその一つであり、しかもことばなしには、私たちの祖先は文化歴史・思索を築き上げることなど、とうてい出来なかっただろう。ことばのもつ大きな意味を感じる。だが一方で、言語の習得は人間に与えられた、いわば「宿命」であることも事実である。日常生活の中で、私たちはいやおうなしに話すことを学習するようにできている。人間には、そういう能が遺伝的に備わっているのだ。 では進化の過程で、いつどのようにしてことばは誕生したのだろう。この問いに、実証科学で解答を出すのは、たいへん難しい。なぜなら化石は、行動の進化に関してはほとんど何も語ってくれないからだ。そこで現生の霊長類の行動に、モデルを求めることが重要となってくる。さらに具体的にどの種のどういう行動が問題を解く鍵になるのかという問

    kerofin
    kerofin 2008/07/16
    生命誌ジャーナル 2006年夏号
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