「どんなに頑張っても結果が出ない。ものすごく努力したのに……」 ――そんなに落ち込まないでください。ベストセラーをもつ精神科医の Tomy 氏は、頑張っている事実を「将来の幸せ貯金」と呼びます。それに、頑張ることは “やり方” さえ間違わなければ「いまの財産」にもなりえるのです。 いつも健気で頑張り屋さんのあなたに、「頑張りどころ」を間違って損をしないための方法を3つ紹介しましょう。 1.「頑張る」を具体化 金銭的余裕がなく予備校に通えないまま、お金と時間を節約する独自の勉強法で東大に合格した布施川天馬氏によれば、東大生は「頑張る」という言葉をあまり使わないそうです。なぜならば、結果を出すには明確な目的・行動・最終目標が必要であるのに対し、「頑張る」という言葉は漠然として抽象的だから。 そうした不明確さは【時間】と【目的】の落とし穴になりやすいのだとか。たとえば、長い時間をかけて勉強しただ