「これまで大きな同人誌即売会でクラスターもコロナも発生した例はありませんので、そういった意味では(収容人数)上限の撤廃をしても良いのではないか。このことをきちっと議論すべき」 漫画・アニメの表現規制反対の活動などで知られる山田太郎参院議員(自民党)は2021年4月5日、自身のユーチューブチャンネル上でこう訴えた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、開催が厳しくなっている同人誌即売会の支援を行っていきたいという。 収容人数上限の見直しはなぜ必要なのか、J-CASTニュースは山田氏にメールで取材した。 収容人数上限によって、実質的に会場費が普段の倍以上になってしまう 政府は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、イベントの開催制限を行っている。緊急事態宣言対象地域では最大5000人、宣言解除後の約1か月間の経過措置期間中は最大1万人、それ以外は最大収容定員50%以内という収容人数上限が定め