8月におけるTIOBE PCIの注目点として、20位以内に関数型言語であるF#がエントリしたことが挙げられている。ほかの関数型言語はそれぞれScala (66位)、Clojure (107位)、Haskell (35位)、Erlang (48位)とされており、F#がほかの関数型と比べて高いポイントを確保していることがわかる。Lispは14位とさらに高いポジションをキープしている。F#が高いポイントを獲得した背景には、開発環境がVisual Studio 2010にて提供されているという状況があるものとみられる。 Luaは6ヶ月連続で20位入りしており、その存在感を確かなものにしつつある。Luaは軽量高速なスクリプト言語。ほかのスクリプト言語と比較して実行環境自体のソースコードサイズが小さく移植しやすい。C言語を使った拡張性にも優れており、学習も比較的簡単という特徴がある。 Luaが注目され