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2023年2月1日のブックマーク (1件)

  • わからない、でも考えるべきだ。『死刑のある国で生きる』とはどういうことなのかを - HONZ

    あなたは死刑に賛成ですか? 賛成、反対、あるいは、どちらでもない or わからない。 はたして即答できるだろうか。決して身近な問題とは言いにくいので、普段から考えている人は多くないだろう。しかし、とても重要な問題だ。この問題を考えることは、生きるとはなにか、人権とはなにかという大きな命題に思いを巡らせることになるのだから。 作者の宮下洋一はスペインに根拠を置き、世界中を取材するジャーナリストである。2018年に、『安楽死を遂げるまで』で講談社ノンフィクション賞を受賞したのも記憶に新しい。日人が無意識のうちに宿しているメンタリティーを保ちながら、十分な国際感覚を活かして取材して書き上げたノンフィクション。その多彩な視点、そして客観と主観を行き来しながら進める考察に感心した。しかし、驚くには早すぎたようだ。私にとっては、前作よりも作の方がはるかに面白かった。 安楽死は、突き詰めると、不治の

    わからない、でも考えるべきだ。『死刑のある国で生きる』とはどういうことなのかを - HONZ