九州新幹線鹿児島ルートの全線開業(来年3月)に向けJR博多駅、鹿児島中央駅に設置されたカウントダウンボードで、西郷隆盛をモデルにしたキャラクター「西郷どーん」の着物が「左前」になっていた。 和服では左前は死に装束とされ、駅の利用客らから指摘があったため、JR九州は18日までに修正した。 同社によると、ボードは博多駅に15日、鹿児島中央駅に16日に設置した。しかし、本来は相手から見て着物の右側が前に来るべきなのに、逆になっていたため、利用客などから「おかしい」という声が駅に寄せられた。このため同社はボードの制作会社に修正を依頼した。 絵が間違っていると聞き、18日に鹿児島中央駅に見に来た鹿児島市の北島俊英さん(68)は「修正されて安心したが、西郷さんの着物を左前にするなんて」とあきれ顔。さらに「西郷さんが亡くなった49歳より高齢に見え印象が悪い。もっと元気な姿をアピールしてほしい」と話してい