統合失調症を経て、自分らしい働き方を見つけることができた。周囲と助け合いながら仕事を続ける草刈良允さん こんにちは。草刈良允です。株式会社リクルートライフスタイル じゃらんリサーチセンターの研究員として、地域の組織づくりを支援する仕事をしています。 私は、5年前に統合失調症の診断を受け、1度は会社員を辞めています。統合失調症とは、幻覚や妄想といった症状が特徴の、精神疾患のひとつです。 私の場合は他の人には聞こえないことが聞こえていたり、話していることが支離滅裂になったり、急に大声で叫んだりといった症状が出ていました。100人に1人弱がかかるといわれているそうです。 早期の治療で完全回復できる人も多く、私も今は、発症前とほぼ変わらない生活ができるようになっています。今回は、そんな統合失調症と出会った私の経験をお話させてください。 「気が弱い」と感じていた幼少期、人と関わる楽しさを知った学生時