ソフトバンクは19日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」に対応できるようにすると発表した。グーグルのアプリが使えるようになるなど使いやすさが大きく向上するという。アンドロイドのアプリ開発者は世界中に数多くいるため、開発の幅が広がる。ペッパーの新たな使い方の提案も期待している。 ペッパー事業を手掛けるソフトバンクロボティクスの蓮実一隆プロダクト本部長は記者会見で「ペッパーに羽が生えて飛び立つような進化」と説明した。 ペッパーはアプリを追加することで、機能を増やせる。ペッパーには専用のOSが搭載されていて、従来のOSにも引き続き対応する。アンドロイド対応の新ペッパーは7月に開発者向けに先行発売し、一般向けには平成28年度内に届けることを目指している。ペッパーは27年6月に一般発売した。家庭のほか、金融機関や飲食店の接客にも使われている。
![ペッパーの使いやすさ向上 米グーグルのOSに対応 - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa688547736f6fa6943226aa3ab1af0acdfe9177/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fapr_news%2Fimages%2Fv1%2Fbasic%2Fnews_ogp.jpg)