さて、前エントリに続き、本日の「国籍法改正案を検証する会合に賛同する議員の会」のもようを報告します。きょうは法務省かに担当官僚を招いての質疑・意見交換があったので、なかなか興味深いやりとりがありました。その中から、いくつかピックアップしてここに掲載します(録音はしておらず、私の手書きメモなので、言い回しなどは微妙に異なる部分もあるでしょうが、大意はこの通りだということでご理解ください)。 まず法案を作成した法務官僚側から説明がありました。彼の主張をまとめると、 ① 虚偽の届け出への罰則は「1年以下の懲役または20万円以下の罰金」で軽いという批判があるが、このほか認知届の際などの公正証書原本不実記載の罪(5年以下の懲役または50万円以下の罰金)なども加算され、最高刑で懲役7年6月までできる。 ② DNA鑑定を取り入れると、家族法への悪影響が出るおそれがあり、親子関係や家族をそれで