何となくの知識しか持っていないHTTPの動作を理解するために、Gaucheのrfc.httpモジュールを使わずHTTPクライアント用の低レベルライブラリを書いてみることにした。rfc.httpモジュールを使わないのは持続的接続(Keep Alive)の動作を知りたいからという理由が大きい。 プログラムを書いていくと、どうも持続的接続とリダイレクトの扱いが面倒な感じがする。これらがなければ、ソケットを開く、データを送信する、データを受信する、ソケットを閉じる、という動作で完結するので、書く手間はあってもプログラムはそれほど入り組まないと思えるのだけど、持続的接続とリダイレクトがからむと途端に面倒になる感じがする。「使いやすいAPIデザイン」に あまり典型的じゃない望み インクリメンタルな処理 パーシステント接続 使いにくくする もしくは使えなくする とあってこれは一つの見識だと思うけど、そこ