ブックマーク / snow36.hatenablog.com (68)

  • 青い星空の下に - 野の書ギャラリー

    こんにちは。ご無沙汰しています。 お元気でいらっしゃいますか。 暖かくなって、山もふんわりと衣替え。 薬師堂の草むらの紫のムスカリは、以前 うっかり落としてしまった球根から増えました。 以前に書きかけたものですので 話題も写真も古いです。書き直していないところもありますが、よろしくおつきあいください。 ネモフィラ ペニーブラック 初めも佳き姿。 🌙 きりの良いところで仕事をおいて、洗濯物を干していると、深夜の国道を サイドマーカーを光らせながらトラックが走って行くのが見えます。 月の美しい夜には、柔らかい光を受ける瓦と低く続く山並み。 月の無い夜には、静かな星が輝いて。 お仕事中の人もおられることですが、晴れた夜のささやかな楽しみです。お休みしていた外干しも花粉がおさまってきましたので再開です 風が描く羽根模様。早朝の霧が消えた後の冬の朝には、こんな空がよく見られた気がします。 最近 手

    青い星空の下に - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2023/04/22
    「あるのはただ現在だけ」。トルストイのこの言葉、わたしも大好きです。過去にこだわっても、まだやってきていない将来のことをあれこれ思っても、何の意味もない。そう思って今を楽しもうと思っています。
  • 大津市 長等 三橋節子美術館にて - 野の書ギャラリー

    この記事は、私の都合で昨夜更新した記事と差し替えております。 昨夜の記事に、スターやコメントをくださった皆さま、当に申し訳ありません。 こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 近くの山も紅葉が進んできました。陽が落ちて辺りが暗くなり始める頃には、時折鹿の声が聞こえて参ります。 ずっと行ってみたくて 行けなくて。 今日は、滋賀県大津市立長等(ながら)創作展示館・三橋節子美術館へ伺ったお話です。 また長くなって申し訳ありませんが、よろしくおつきあいください。 こちらには、画家 三橋節子(みつはしせつこ)さんの人生の結晶のような作品が展示されています。 長等創作展示館・三橋節子美術館/大津市 33歳で 鎖骨腫瘍のために 利き腕の右腕を失いながら、35歳で亡くなる間際まで描き続けた画家。 三橋節子さんの絵の花は、いつまでも心に残る野の花です。 池畔 ワレモコウ、ドクゼリ、スズメノエンドウ、ヤ

    大津市 長等 三橋節子美術館にて - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2022/11/11
    三橋節子さん、、、絵にも生き方にも圧倒されました。こんな方がいらっしゃったんですね。絵本探してみます。美術館もぜひ訪ねてみたいと思います。丁寧にご紹介くださってありがとうございました。
  • 秋風の石 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 ご無沙汰しています。 仕事終わりに歩くと夜風をひんやりと感じます。 澄んだ虫の声が聞こえてきます。日が短くなりましたね。 先週末頃から 辺りが香りに包まれています。 *** ブログから離れていた間に、連れ合いの手術がありました。 手術の後 小さな炎症が出たりしましたが、おかげさまで 大したことにはならず、次第に体調も安定してきました。昨日の診察でも経過は良い方だとのことでした。義母もほっとしてくれたので、よかったなと思います。 皆さま どうもありがとうございました。 *** 入院は半月程度のことでしたのに、気づけば 私まで 7月からこれまで あっという間に日が経ってしまい (ちょっと仕事が増えたぐらいのことなので、むしろもう少ししっかりしなければ… ) 、庭も飼っている魚も ほったらかしになっていました。植えた覚えのない草がたくさん伸びています。

    秋風の石 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2022/10/16
    ご主人様の手術、経過順調とのことで良かったです。季節が穏やかに過ぎていくと、時間の歩みもゆったりと感じられますね。「香住産」の表示だけでお魚が美味しそうに見えます😊
  • 千年の桂 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 前回も連れ合いに 温かなメッセージをいただきまして、ありがとうございました。ふたりで感謝しております。 ・・・ 先日、また手が滑って下書きを投稿してしまいました。 慌てて戻しましたが、すぐ前の記事が新しい記事として出てしまったようです。 前の記事にもう一度来てくださった皆さまに 当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさいね。 農道を歩いていますと、麦刈りが終わって稲が植えられた田んぼに 山が映る季節になりました。写真は、数日前のものです。 日々 稲は成長して、今は 一面若緑の原っぱのようになっています。 田植え前の土の上をタニシが這った跡は道路地図のようです。 梅雨に入って 少々の雨でも囀りを忘れないのは、竹藪のウグイスと曇り空に舞い上がるヒバリ。いつもながら 大きな声です。 *** 兵庫県美方郡香美町にある たじま高原植物園 和池の大カ

    千年の桂 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2022/07/03
    いつもいつも花や木々や野山を映されたお写真に心が和らぎます。野山が美しいのはもちろんですが、映す人の気持ちも澄んでいるからなんだろうなと感じています☺️
  • 急がなくてもいい場所 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。ご無沙汰しています。 お元気でいらっしゃいますか。 ミヤマカタバミの(と思っている)白い花の後に出て来たのは、咲かない蕾 閉鎖花のようです。しゅっと伸びた茎の先の赤い蕾が茶色の種になると、くったりと倒れるを繰り返しています。 *** 前回は、連れ合いのことで たくさんの方からあたたかなお気遣いをいただきありがとうございました。 初期のがんで進行は緩やかということでした。転移も無さそうとのことです。 人は分かってすっきりしたようです。義母からすれば なかなかそうもいかなくてかわいそうですが、周りの私たち家族は 心配をしつつも慌てず騒がずに ですね。 おかげさまで 最近は連れ合いの自律神経の不調も少しずつ治まり、仕事などもいつもの状態に戻ってきました。 これから治療が始まりますので、連れ合いの疲れが溜まらないよう気をつけて過ごすようにしますね。 ご心配をおかけしまして ありがとう

    急がなくてもいい場所 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2022/06/15
    焼き物とデザイン画と花と書と、、、たっぷり堪能させていただきました。贅沢なギャラリーありがとうございました。連れ合い様、大事なくて良かったですね。
  • ひとときの安らぎを - 野の書ギャラリー

    こんにちは。度々ご無沙汰しまして。 暖かくなりましたね。高いところからヒバリの囀りが賑やかに聞こえてきます。 桜も散り初め、車を運転していると 花吹雪の降る中を走る幻想的な眺めが見られます。 早くも実をつけて 風になびくようになってきた麦畑の畦を歩くと、新鮮な空気に包まれるようです。ヒノキの花粉は最盛期です。 逆光になった電線に、下から見てもわかるオレンジ色のお腹をよく見るようになりました。望遠でないから写せないだろうと思って眺めるだけにして歩いています。 ギビービー(?)と鳴いたり、きれいな囀りも聞かせてくれるヤマガラもよく見かけますので、どちらなのか迷いますが、 田畑の辺りでは、羽根の白い斑が目立つ丸い小鳥たちが並んで留まっています。 以前はジョウビタキよりスズメの方がたくさん飛んでいたように思うと、見かける野鳥の移り変わりを感じます。 ヒメウズが薬師さんの斜面に広がっています。白い花

    ひとときの安らぎを - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2022/04/17
    消火栓を呑み込まんばかりに勢いよく咲くユキヤナギ、、、前にも(たぶん後ろにも)横にも上にも枝を伸ばして、穏やかな春の陽射しを存分に浴びているようです。圧倒されます。snowさんもお元気でお過ごしください。
  • 花が花として在る世に - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか。 東を向く薬師堂の傍に住んでいます。 周りをぐるりと取り囲んでいる家々は、昔 小さな砦があったというお堂の建つ丘の急な斜面に、手入れをしながら、椿や梔子、柿などの花や実の生る木も植えています。 薬師堂 おかげさまで 先月義父の一周忌を無事に終え、確定申告も済ませました。 ゆっくりとですみませんが、皆さまのブログへ伺えるようになって嬉しいです。 去年の夏頃から体調が優れなかった連れ合いの検査が続くなど、まだほっとすることはできないのですが、 薬師さんの斜面を歩いてみました。(足元がかなり危ういです。どんくさい私、お義母さんの心配事を これ以上増やさないようにしなくては… ) ちょっとした気晴らしです。 こぶしほどの石がごろごろとあるところには、時々 猪がやって来て掘り返しているようです。柔らかな枯れ草の上に深々と足跡を残しています。

    花が花として在る世に - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2022/03/06
    お疲れさまでした。お帰りなさい。久しぶりにsnowさんの文章に触れて心が温かくなりました。すぐそこまで春が来ていますね。薬師堂も王子公園近辺の写真もなぜか懐かしい気分に浸りながら拝見させていただきました。
  • 久しぶりの神戸と、ぽんす会はヒラメ狙いの岡山。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 ご無沙汰しております。 寒いですね。お元気でいらっしゃいますか。 自分の都合で休んでいましたのに、優しいコメントやブックマーク、スターをいただきまして当にありがとうございました。 読み返しては、元気をいただいていました。 おかげさまで 義母は体調も戻り、普段通りに過ごすことができるようになりました。 遅くなりましたが、 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 *** 元町の大丸のトアロード玄関東の通りです。明かりが温かく点ります。 一帯が旧居留地と呼ばれ親しまれているところです。 古いことですみませんが、11月の末と12月の初めに、二度続けて神戸へ出かけました。 二年ぶりの神戸。あちらこちらを散策してみたい気持ちになります。 コロナの流行が落ち着いていた時でしたが、家には義母も待ってくれていることですので、二度とも 二つ程度の目的地に行って寄り道をしないで帰りました。 神戸

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    keystoneforest 2022/01/30
    神戸にいらっしゃったんですね。盛り沢山の内容を読ませて頂いて、元気にお過ごしの様子が目に浮かぶようです。山頭火の句「また見ることのない山が遠ざかる」教えて頂き、ありがとうございます。心に響きました。
  • 鯉を育てる山 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 次第に季節は移り、冬の気配に羽織る上着も温かなものになってきました。 お元気でいらっしゃいますか。 この季節から冬の間にかけて、お天気になる日の朝は 川面に湯気のような霧が漂っています。 日によっては10時頃まで山間の集落は 深い乳白色の靄に包まれますので、自転車の通学や、出勤の車の運転もたいへんだろうなと思います。 今回は ブログにはあまり書いたことのない鯉のお話です。 よろしくおつきあいください。 連れ合いは 魚釣りの好きな「ぽんすおじさん」ですが、時々 趣味で20cmくらいの小さな鯉を買っています。見て楽しむための鯉です。 始まりは、中学生だった息子が 近くの小川で釣った真鯉を育ててみたことからでした。 こちらは、新潟県にある養鯉場さんの野池です。(眺めの美しいところですのに、ひたすら養鯉場巡りの旅行と聞きまして、私はまだ行ったことはありません) 写真で見るばかりの遠い

    鯉を育てる山 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/11/27
    「八海山(忘れずに買って来ています) 」のリフレインにニンマリ、、、わたしも八海山大好きです(^_^) 少し早いですが、良いお年を!
  • 秋明菊。買ってみた花の木など - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 こちらでもバイパスの街路樹の紅葉が進んで、秋らしく感じられるようになってきました。 お元気でいらっしゃいますか。 秋明菊は 秋の日差しの中で今年も懐かしい花を咲かせています。 🌰🍂 知り合いの方から 大粒の丹波栗をいただき、栗ごはんや茹で栗にしました。ほっくりと甘くて お米と炊くとごはんまでもっちりとして当に美味しいです。残りの栗は冷凍にして少しずついただきます☺️ 義妹からも 丹波栗の焼き栗をもらいました。お店で焼きたてのものを買って来てくれたそうです。マロンショーは、こんな感じでしょうか。まだ温かい香ばしい香りと濃い栗の味を楽しませてもらいました。 自分で料理した写真は、よほど余裕がなかったものか、撮り忘れたことをべた後に気づく始末です。 「今年は少なくてすまんのう😊」と、黒豆の枝を小山のような量でくださるおじさんもいて(連れ合いの幼馴染みです)、 鞘を切り取り

    秋明菊。買ってみた花の木など - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/11/20
    綿の実きれいですね。温かそうですね。白くてもったりしていて、、、わたしには生き物にしか見えません(^^;
  • 森の中の美術館 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 こちらでも秋の声がころころと聞こえてきそうなほど澄んだ空が見られます。 少しまるくなってきた月は、南の空を渡り次第にゆっくりと沈むようになりました。 お元気でいらっしゃいますか。 前回は、詩と書にたくさんのご感想をいただきありがとうございました。 詩人の今村欣史さんと 父の写真に、感動しましたとのコメントをたくさんいただいたことを 伝えさせていただきました。 皆さまに感謝いたします。 日海側の静かなところで過ごしたくなって出かけてみました。先月末のことです。 お宿は、時々お世話になるところです。以前のブログでご覧くださった方には、繰り返しになりまして。 週末のよい季節でしたが、ほかのお客はひと組だけでした。 部屋の外の芙蓉。虫いの葉の先には芋虫くんが…🌿 女将さんが気を遣ってくださって、舟盛りには秋が深まるとまた旬が巡ってくる鰆やうすばはぎ、剣先イカ、マグロなどが盛り込

    森の中の美術館 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/10/17
    和久傳「森の中の家 安野光雅館」久美浜にあるんですね。知りませんでした。工房レストランも良いですね。次に日本海に行く際には、ぜひ訪ねたいです。
  • コーヒーカップの耳から… - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 ご無沙汰していた間に、ギボウシの花が咲いていました。ギボウシと言えば、大きな葉のウルイ(酢味噌和えなどですね) が浮かんできてしまいます。 以前 紫陽花の庭の方からいただいた寄せ植えの盆栽で ギボウシの前のイワヒバや 右のイワヤツデも少し育っています。 しばらくの間 愛らしい薄紫の花に和ませてもらいました。 *🌾* 新米の季節になり いつもお世話になる兵庫県多可郡加美区の農家さんに連絡をしてみますと、 ご主人が病気になられて 田んぼを続けられなくなったとのことでした。 たいへんですね。どうぞお大事になさってください… と申しながら、我が家と親戚の一年分の玄米16袋の手配をどうしたものかと思いました。 普段から 住まいのまわりの田園の写真を撮らせていただいているのに、なぜ どうしたものかとなるのか…。 ある年に、出荷の都合で足りなくなり 他所からお米を買うことになって (我が

    コーヒーカップの耳から… - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/10/03
    今村さんという方のお人柄が、こんなに深い思いを口にしたくさせるのでしょうね。お父さまの書の中央にある「心臓」という文字が胸に刺さります。
  • 鷺草に涼む。一羽の雛に。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 9月が近づき ツクツクボウシが鳴く頃になりました。 日が沈んだ後の一日の最後の明るみの中、草むらから聞こえてくるのは、コオロギの鳴き声。雨上がりの清涼さからも秋めいた空気を感じます。 先日、義父の施餓鬼供養も無事に終えて ほっとしています。 お元気でいらっしゃいますか。 前回からかなり開いてしまいましたが、連れ合いのことでは お気遣いのコメントをたくさんいただきましてありがとうございました。 しばらく体調の浮き沈みをしていましたが 次第に元気になってきまして、いただいたコメントに人もたいへん感謝しております。 8月に入った頃、小さな盆栽の鷺草が 白い花を咲かせました。 7月の終わり頃に、蕾をつけた茎がするすると伸びてきました。 蕾を見ると嬉しくなります。 低気圧の影響で雨が続くとの予報を聞いて、家の中に入れようと鉢を手に取りましたら、ひんやりとした夜の空気の中で 微かに優し

    鷺草に涼む。一羽の雛に。 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/09/11
    入院中は励ましのお言葉、ありがとうございました。退院から1か月。ようやく体力も戻りつつあります。ブログへのご訪問も記事のアップもしばらく休んでいますが、これからもどうぞよろしくお願いします。
  • 昨日の花 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。ご無沙汰しております。 ひと月前から、拝見したブログにも 私のブログにいただいたコメントにも、私がつけた通りにスターがついていないようでして、 ちゃんとついていることもあれば、中途半端にしか反映していない時も多いことに 遅蒔きながら気づきました。 当に申し訳ありません。 ここ2、3日は ようやくトラブルがなくなったように思います。 🎐 暑くなりましたね。 日中、こちらでチイチイゼミと呼ばれる 4cm足らずの大きさの ニイニイゼミが高い声で鳴いています。 夜 お風呂へ行こうと外へ出ると、外灯に 何度も突撃しては落下を繰り返していました。(我が家のお風呂は これといった理由もありませんが、玄関から出てすぐの別棟の中にあります。と言うと、露天風呂かと 友人にからかわれます。ごく普通の家庭用のお風呂です😊) お風呂から戻って来ると、持っていた洗濯物か

    昨日の花 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/08/01
    松江海岸ってこんなに綺麗な海だったんですね。須磨から先は姫路あたりまで工業地帯が続いてるって思い込んでいました。ごめんなさい^_^;
  • 姫風露の咲く山へ - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 熱海の土砂災害、鳥取 島根など各地の被害をニュースで拝見しました。熱海では亡くなられた方もまだ行方不明の方もおられるとのことで、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。 どうぞ 一日も早く日常に戻られますように。 *** 先月始めのことです。用事の合間に回ったところで、野の花の群生を見かけました。近づいてみると ヒメフウロでした。 こちらは、標高820m 奈良県吉野郡天川村洞川です。よろしければ、天川村のサイトです。ご覧くださいね。 http://www.vill.tenkawa.nara.jp/ 私の住む場所とは異なる高山の植生の道をひたすら車で進んだ先の山の上に拓けていたところは、清流に沿って細長く伸びて賑わう どこか懐かしい町でした。 急いでいたこともあり、世界遺産 大峯山などの写真が撮れませんでした。歩きながら撮るのは ささやかな野の花。 たくさん咲いていても、閑け

    姫風露の咲く山へ - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/07/15
    人が立ち入らない山奥に一面に咲く野の花のことを知っているのは、蜂や蝶たちだけなのかもしれない。野の花はその虫たちのためにだけ咲くのかもしれない。そう思うと、ちょっと妬けます(^_^;
  • 白い花、黄色の花 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 鉢植えの山芍薬が咲いています。 清廉な姿に また出会えたことが嬉しくて玄関先に置きました。 我が家のそばにある丘の上の薬師堂の桜の木は 大きくなり過ぎていて、大雨の時が不安だと 以前からご近所の方と話していました。 昨年の秋に 村から森林組合に頼んでもらって かなり短く切ってもらいました。土の部分が浅いので根元から伐採されたものもあります。 寒々しい眺めになってしまいました。一昨日の写真です。繁り過ぎた枝に隠されて長らく見えなくなっていた薬師堂が、下から見えるようになりました。 今年は 桜を諦めていましたが、残った枝から咲いています。 幹から直接咲いているような咲き方に いじらしくも思います。 小さな薬師堂のまわりには、ヒメハギが点々と固まって咲いていました。 スミレの花も少しずつ増えて、いなかの風景も季節を移しつつあります。 ** 県の森林公園のコブシの花を見たくて出かけて

    白い花、黄色の花 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/05/04
    残った枝から咲く桜、力強いですね。枝からでも幹からでも咲けるって不思議です。
  • 懐かしく思うもの カロライナジャスミン。古いミシン。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 *** 先月、連れ合いの伯母の持ち物だったミシンをもらいました。 一昨年亡くなった伯母の家には、古い箪笥などが まだいくつか残ったままになっています。 このミシンは ずっと気になっていながら 使いこなせない私には勿体ないかもしれないと思い、ほしいと言い出せませんでした。 連れ合いが、要らんか?と聞いてくれました。 「要らんかったら、捨てるんやさかいな(要らないのなら、捨てることになるからね)。」と、ぎょっとするようなことをあっさりと申します。 それなら、喜んで。 ミシン体も鉄脚の付いたテーブルも重くて、連れ合いと ちょうど帰省していた息子が、私の作業場になったばかりの物置き部屋 (全く愛想のない部屋ですが、東の窓が大きくて 父の作品を自然光で撮ることができます✨) へ運び入れてくれました。 脚元を見ると、間に合わせにちぎったダンボールを敷いてく

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    keystoneforest 2021/05/03
    足踏みミシンわたしの実家にもありました。うちでもやっぱり粗大ごみになる寸前でしたが、職場の同僚が「欲しい」と言うので、車で2時間くらいかけて引き取りに行ったことを思い出しました。30年以上前の話です。
  • 今日一生を - 野の書ギャラリー

    こんにちは。ご無沙汰しています。お久しぶりですね。 お元気でいらっしゃいますか。 昨日の朝は 吹き荒れる雨の音が明け方まで続いていました。 近くのお寺の梅が 優しい香りを放って咲き始めたのは、義父の初七日の頃でした。よく晴れた日でした。 スマートフォンは、私の撮り方では相変わらずきれいに写せません。 季節が巡り、暖かな日差しにほっと和みます。 昨年6月に、義父は療養型の病院へ移りました。 その節には 優しいコメントをたくさんいただきました。ありがとうございました。 今年になって 1月の終わり頃 危篤の状態との知らせがありました。 2週間後、義父は亡くなりました。最後の5年は、意思の疎通が難しくなっていた義父。長い間 施設や病院のお世話になりました。穏やかな最期と聞きました。 昨年病院に移ってからは、家族の見舞いでも病室へ入ることが叶わなくて、 電話で教えてもらうか、モニターで見せてもらうこ

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    keystoneforest 2021/03/13
    枯れるまで生きる、、、自分の残り時間はあと10年くらいかな、とわたしは最近思うようになりました。その先はただ枯れていくだけだと思うようになりました。あと10年、大切に生きていこうと思います。
  • 深みどりの風吹く。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 また急に冷え込んできましたね。 たいへん遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 雪が降り 少し積もっては解けるを2、3度繰り返して、辺りは枯れ枝ばかりで寂しくなりました。 折れた花が伏せてばかりのところに なんとか雪に負けずに立ち上がって咲いている水仙を見つけました。近づくとほんのり爽やかな香りがします。 🍂 金曜日 用事の後に少し時間があったので 大きな公園へ回ってみました。 神戸の六甲山高山植物園や神戸市立森林植物園には行く機会がなくて残念ですが、こちらの県立森林公園も広々として落ち着けるところです。 森の遊歩道に入ると、椎の仲間のスダジイや樫の種類のアラカシが 冬でも葉が暗く茂る姿で立ち並んでいて 深みどりの空気に全身が洗われていくような感覚になります。木の匂い。葉の香り。暖かい日差しに新しい風が吹いてきて 鳥の鋭い鳴き声が聞こえてきます。 歩いてい

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    keystoneforest 2021/01/31
    あの日から26年経ちました。息子さんは26歳になられたんですね。当時のわたしは独り身で被災してもまだ気楽でしたけれど、、、育児のご苦労大変だったでしょうね。
  • 小さなお城の跡で。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。 農道を歩いていると、かわいらしい花が咲いています。ホトケノザと手前はヒメジョオンでしょうか… 冬の雲が出ると寒さを感じます。ここ数日の昼間は スミレの咲く暖かさがしばらく続いていたようです。 庭の鉢植えのヒイラギの花は目立ちませんが こちらも可憐で近寄ると清楚な香りがします。 固く枯れた葉の棘もしっかりとしています。 ヒイラギから ひいらぐ(疼ぐ)…痛いという言葉を昔習ったことを思い出します。 柚子の枝の棘も そこまで と思うほど長くて鋭いものです。 実をひとつ取ろうとした時に 枝の棘ばかりを気にしていましたら、実のヘタのそばに生えていた小さな棘に気づかず 指先が当たってしまいました。相変わらず何かするとやらかしてしまいます… 枝から切ったばかりの実を手に取ると、切り口のところから柚子の香りが爽やかに立ち上ります。 日中は日差しが暖かいですが、日が

    小さなお城の跡で。 - 野の書ギャラリー
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    keystoneforest 2021/01/10
    歴史を知ってから訪ねると山や木々の間からいろんな声が聞こえてきそうです。