ブックマーク / tonntonn.hatenablog.com (6)

  • 支えるということ - お気楽日和

    夫が帰って行った。 一泊の割に、負荷が重かった。 「はぁ〜・・・・。」 ため息をつく。夫のため息は子供と似ていて、突っ込んでくれ、どうしたのと言ってくれと待っているのがわかる。 その度にわたしは陽気な声で「なんなのよ、辛気くさい」と水を向け、彼が胸の閊えがなくなるまで、ダラダラとはなす。 「なるようにしかならないじゃん」 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」 と強気に返事をし、何事もなかったかのように家事にもどる。 大事な人が弱っていると、すべてを投げ出して全力でかばおうとする癖がある。 反射的にとにかくその人を守ってあげたいと思うのだ。 夫は違う。 どんなに私が弱っても、手を貸さない。話してごらんとも言わない。 なにげなく、気を使ったり、優しくしたりもしない。 どんなときも、フラット。自分が忙しかったり疲れていれば先に寝るし、行きたいところがあれば、出かけて行く。 それを寂しく思うときもあった

    支えるということ - お気楽日和
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    keystoneforest 2019/01/20
    一緒に居るだけで安らげる、、、お互いにそれを感じられるなら、素晴らしい関係だと思います。ご飯を一緒に食べるって、とても大切なことですね。
  • ココはそういう場所だったっけ - お気楽日和

    ぬいぐるみが好きそうとよく言われるが、めったに買わない。 子供の頃、買ってくれと母にねだると 「今もっているチャムジイがかわいそうでしょ」 と言われた。今にして思うと諦めさせるための口実だったのかもしれないが、小学生の私はハッとした。そうか。他の子を連れて帰ったらあの子が悲しむか。 それ以来、自分のためにぬいぐるみの類は自分では買ってこなかった。 今、考えてみると「悲しむ」とは限らない。 友達が増えて喜ぶということもある。 自分以外にも大事な子ができたんだと思って淋しがると母は言ったが、ぬいぐるみだっていつも子供の相手をしていたら、ときには勘弁してくれよと思うこともあるだろう。仲間がいれば、手荒に扱う子供が眠ったあと、暗い部屋でやれやれと一人ため息つくより、仲良く愚痴を言い合ったりできるとも考えられる。 兄弟たくさんの良さと一人っ子の良さがそれぞれあるように、なんでもどっちもどっちで、一つ

    ココはそういう場所だったっけ - お気楽日和
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    keystoneforest 2019/01/16
    恩ぐるみ、、、表現が楽しい。温かい存在ですね^_^
  • 息子からの喝 - お気楽日和

    カレーを作っている。 昨日「しんどいからカレーでいいや」と作って出したら、ものすごいブーイングを受けた。 「これ・・カレー、なんか味が変なんだけど。ご飯全部べるからルー残していい?」 カレーの味がへんだなんて、そんなことあるはずがない。気のせいよ、べて。と言ってみるが、強行に拒否する。 「なんか、味がしない。これ、何入れた?」 なにも怪しいものはいれていない。焼き肉のたれも、オイスターソースも、コーヒーも、隠し味にちょっといれるとおいしいと聞きかじったことのあるものを適当に混ぜてみるということもしなかった。 ただ。たしかに適当に切った目分量の材料に目分量の水、目分量のルーをぶち込んで、前回の残りのカレーをそこに足して作ったのだった。 たしかに、ルーの味も肉も野菜もごっちゃごちゃで、スッキリしてないどろっしたペーストみたいではある。 「なんだよ、これ、どこのルー使ったんだよ。ちゃんと箱の

    息子からの喝 - お気楽日和
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    keystoneforest 2018/12/08
    わたしが料理をするときは、レシピをそのまま再現する努力をします。自分の舌は信用できませんから、、、目分量とかアドリブとか、大の苦手です(^^;
  • 泣いてもいいんだよ - お気楽日和

    祖母の葬儀が終わり、昨日は喪中はがきの手配と母の愚痴をきいているうちにぼうっと過ぎていった。 それにしても日の葬儀に関するあのしきたりはよくできているなぁ。 あれは、亡き人のためにあるというより、送り出す側のためにあるものなんだ。しみじみ思った。 通夜で棺のなかの姿を確かめると思わず泣けてきた。つい数日前、私にニーッと笑ったあの人が無機質なお人形のように笑っている。その事実が受けとめきれず混乱する。 焼香やお坊さんのお経、精進落とし。夢かもしれない、でもこれは夢じゃない。夜遅く家に帰り眠り、翌日、また同じ顔ぶれでお経を聞く。またお焼香をし、棺に花を入れ、改めて少し泣き火葬場に行く。お骨になったのを確かめるころになりやっと、いよいよ故人の幕が降りたんだと、現実を受け入れることができる。うまくできている。 父のときは、息子はまだ2歳で夫は仕事が一番忙しいときだった。 息子には不安を与えないよ

    泣いてもいいんだよ - お気楽日和
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    keystoneforest 2018/11/27
    お通夜から葬儀まで夜通しで親族たちが集って飲み明かす。故人の思い出を笑い飛ばしながらお経をあげる。お葬式は別れのための儀式というより、残された人の心の痛みを和らげるためのもの。泣いて笑ってまた泣いて。
  • 午後のお茶 - お気楽日和

    ご婦人二人がおしゃべりをしている。 すぐとなり。 キャベツをまるごと一個お鍋にいれてコトコト煮ておいて、毎日べては鍋ごと冷蔵庫にいれるらしい。 「その日によってケチャップかけたり、チーズかけて焼いたり。おいしいよ。おでんみたいに、からし醤油でたべてもいいし。そこで野菜をとるからあとは楽なの。魚か肉を焼いて、汁物つくればいいのよ。なんならキャベツのスープをのんでもいいのよ」 なるほど。 うちのお嫁さんなんか、どういうわけか毎日買い物にいくのよ。あれ、どういうんだろ。 ふっけいざいよねぇ。 ホントよ。生協さんも頼んでるのにさ。毎週大きな箱がドーンと届くの。それであとなに買うっていうんだろ。 今の若い人はあれなんじゃない?ちょっと見栄えのする、ほら、写真とか撮って公表するの、あれやるから。ちょっと珍しい野菜とか買うんじゃないの? 見栄えのいい惣菜とか買ってんのかしら。 やだ。そうかしら。毎日よ

    午後のお茶 - お気楽日和
    keystoneforest
    keystoneforest 2018/03/10
    昨日もキャベツ、今日もキャベツ、明日もキャベツ、明後日もキャベツ、毎日キャベツ。そのキャベツをどうやって手に入れるのか、それをどう美味しく食べるのかを考え続けるのが生きるということなのかもしれません(^^
  • 1日 - お気楽日和

    いってらっしゃい 楽しんでおいで 召し上がれ よかった おかえり ありがとう かまわないよ ごめんね 美味しいね おかしいね だいじょうぶだいじょうぶ おやすみ 今日もおつかれさん

    1日 - お気楽日和
    keystoneforest
    keystoneforest 2018/03/10
    寛げる言葉たくさん、ありがとうございます^_^
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