新宿住友ビルディング、通称「三角ビル」の吹き抜け。換算24mmでは三角が入りきらなかった。来年発売されるXF8-16mm F2.8を手に入れたらまた訪れたい。 撮影地 新宿住友ビル 撮影機材 FUJIFILM X-Pro2(ボディ) FUJIFILM XF16-55mm F2.8(レンズ) ARUNUVO(ストラップ) NATIONAL GEOGRAPHIC(バッグ)
![三角ビルの吹き抜け - 新宿住友ビルディング - RyoAnna](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fcf17003a6bb3be2b7568d1a0ab2150f11df919a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffarm5.staticflickr.com%2F4525%2F38565128402_8435b10f04_b.jpg)
熊野古道の小雲取越を5kmほど歩き、とうとう百間ぐらに到着した。北西から南西にかけて、奥へ奥へと広がる熊野の山は、半年間想い続けていた通りの光景だった。 百間ぐらには午後の遅い時間に到着した。理由は逆光で山を撮りたかったからだが、その後に下山すると暗くなってしまうので、寝袋を持参した。寝袋で野宿するのは生まれて初めてで、山頂の暗闇はなかなかスリルがあったが、まぁなんとかなる。心配していた熊や鷹は出なかったが、帰りに鹿を見たので野生の動物は生息しているようだ。 下の写真は陽が沈む直前に撮ったもの。 下の写真は翌朝撮ったもの。 朝は濃い霧を期待したが、さすがに欲張りすぎたせいか、少しか出なかった。その代わり百間ぐらの星空が撮れた。それはまた次回。 熊野古道の記事 熊野古道 - 小雲取越 - #RyoAnnaBlog 熊野古道 - 百間ぐらの星空 - #RyoAnnaBlog 熊野古道の光と影
8月からInstagramの更新を止めている。Instagramに使う時間を別のことに当てたいというのが主な理由だが、困るのはブログに載せられなかった写真だ。単体で見ると悪くないが、記事の流れには合わなかった写真。いわゆるアザーカットだが、その行き場がなくなったのだ。 ということで、今回は8月のアザーカットをアップしたい。 最近、パンケーキレンズのXF 27mmが気になっている。X-Pro2を選んだ理由は光学ファインダーだったが、レンズの鏡筒が長いと視界に入って邪魔になるのだ。だからEVFを使っているが、やはりスナップはOVFのほうが気持ちいい。素通しのガラスで世界を覗くあの感覚を、もう一度取り戻したい。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 Carl Zeiss Touit 2.8/50M SIGMA 30mm F1.4 EX DC
壁の模様に規則性を発見すると、ついついレンズを向けてしまう。昨日書いた斑入りと同じく、テクスチャはある種のフェチ要素がある被写体だ。ウィキペディアによるとテクスチャとは、「材料の表面の視覚的な色や明るさの均質さ、触覚的な比力の強弱を感じる凹凸といった部分的変化を、全体的にとらえた特徴、材質感覚、効果を指す」そうだ。壁のテクスチャも、写真で切り取った一部が全体を想像させるから、妙に惹かれるのかもしれない。コツコツ撮って集めよう。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 2.8/50M FUJIFILM XF 23mm F1.4
うちには中学2年生の娘がいるが、ある時期、お互いの主張が合わず言い合いになることが多かった。宿題をやりなさい、お風呂に入りなさい、手伝いなさい、などなど。大体はこちらの都合を押し付けているので、娘も反発して喧嘩になり、気まずい雰囲気になる。 ただ、最近は喧嘩をすることも少なくなり、こうして写真も撮れるようになった。私のスタンスは変わっていないから、おそらく娘がラインを引いたんだと思う。「ここまでやると相手が怒る」という境界線だ。線を引かない子供から、線を引く大人へ。それはそれで、何かを失ってしまったのかもしれない。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 2.8/50M
子供が突然、岩屋堂に行きたいと言いだした。岩屋堂は愛知県瀬戸市にある公園で、川に飛び込んだり魚を捕まえることができるので子供に受けがいい。あまり気乗りがしなかったが、岩屋堂に滝があることを思い出した途端、重い腰が軽くなった。 岩屋堂には瀬戸大滝と暁明ヶ滝がある。瀬戸大滝のほうが奥地にあるので、メインディシュにと考えていたのだが、いざ到着すると水の量が極端に少なかったので、暁明ヶ滝を撮影した。 まずはNDフィルタをつけず、1/100秒の露光で撮影した写真。運良く滝を見上げる人がいた。 次はND32をつけて、5秒の露光で撮影した写真。滝が絹のように白くなった。 次はND400をつけて、120秒の露光で撮影した写真。水の密度が上がったように思う。 最後は今回のベストショット。フィルタはND32で、露光は13秒。 水の量が少なかったせいか、今回はND32でも400でも大きな違いはなかった。露光の感
下北沢で写真を撮っていたら、異質な光景を目にした。高校生の男子と男子が手を繋いで歩いていたのだ。連れの二人も特に気にしていない様子だったので、おそらく公認なのだろう。時代が変わったんだなというのが、最初の印象だった。 ところが、Instagramでこの写真をアップしたところ、同じようにオトコ同士で手を繋いでいたというコメントをもらった。女子同士が手を繋いでいるのを見て、なんとなく繋いだそうだ。そのコメントを見ても初めは世代の違いだと感じたのだが、よくよく思い出してみると、私も同じような経験があった。 高校生の頃、友人宅に泊まったときのことだ。友人はベッド、私は床に寝ていたのだが、手を繋ごうと言われ、特に気持ち悪いとも思わず繋いだ。さらに思い起こすと、中学生の頃はオトコ同士で一緒に寝ていたし、普段から結構ベタベタしていたのだ。 つまり、あの下北沢の光景を異質だと感じたのは、私が思春期の感受性
前回の続き。天狼院書店で涼をとった後、最後の目的地である八坂の塔に向かった。塔と石畳の組み合わせを写真に収めたかったのだ。 天狼院書店のある大和大路通を南に歩き、八坂通で東に折れる。坂を上ると、次第に塔が大きく見えてくる。求めていた景色だったが、既視感のある構図になってしまった。 今日は帰ろう。そう決めた矢先、思わぬハプニングが発生した。自撮りをしていた着物の女性から、写真を撮って欲しいと頼まれたのだ。 最初は女性のカメラで撮り、その後に私のカメラでも撮らせてもらった。女性をもっとクローズアップすればよかったが、欲張って塔も入れてしまった。ポートレート慣れしていない。 女性と別れた後、名刺を作ろうと決意した。こういう場面でさっと連絡先を伝えるために必要だ。下心はないかと問われると何とも言えないが、目的は写真を見てもらうため。写真はやはり、被写体に見てもらうのが一番だ。 撮影カメラ FUJI
高山の街を散策した後、北に50kmほど上って白川郷を訪れた。 少し前に、風景用にズームレンズを購入した。やはり画角を変えられるのはいい。単焦点レンズではもどうにもない場面がある。 ただ、画角を変えられる分、ズームレンズは難しい。なんとなく寄って、なんとなく引くと、曖昧な写真になってしまう。 合掌造りの集落はこの季節でも別世界だった。冬はどんな光景が広がるのだろう。レンズの次はスタッドレスタイヤを調べなくては。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2(ボディ) FUJIFILM XF 16-55mm F2.8(レンズ) NATIONAL GEOGRAPHIC(ショルダーバッグ) ARUNUVO(カメラストラップ) 撮影地 白川郷(Googleマップ)
下の写真は名古屋の円頓寺商店街で撮ったもの。先のX-Pro2の記事は、写真を補正せず撮ったまま載せた。暗い写真だったが、PCの大きな画面で見ると、商店街の静かな雰囲気が出ていて悪くなかった。 ところが、これをスマートフォンで見ると黒く潰れる。画面が小さいため、全体の光量が落ちて暗い写真になる。PCで見て下さいと言いたいところだが、相手の環境を選ぶことはできない。 そこで、PCで写真を現像するときは、画面の輝度を少し下げることした。もともと私は、補正しても写真が暗くなりがちだ。だから自分の画面を暗くすることで、仕上がりを明るくする。 上の写真は補正後のもの。写真の良し悪しは第一印象で決まる。PCで見てもいいし、スマホで見てもいい。そんな写真にしたい。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2(ボディ) FUJIFILM XF 23mm F1.4(レンズ) FUJIFILM NP-W126S
タケルさんの写真を見て、神田神保町の古書店街を訪れた。光と影で切り取られたその写真に、感じるものがあったのだ。 神田神保町は130年の歴史を持つ古書の街。明治大学や日本大学の学生向けに法律書を集めたことがきっかけで、140以上の古書店が並ぶようになった(Wikipedia)。 特徴は専門性にある。演劇や洋書、写真集や古典など、一つのジャンルに特化した古書店が多い。そのせいか、集まる客も個性的だ。 靖国通りには古書店だけでなくアートギャラリーもある。 路地に入るとビルの壁面にも本が陳列されている。 最初の直感に間違いはなかった。 古書は時代を越え、時には海を越え、人の手を渡り歩いて今ここにある。古書はそれ自体でドラマを内包しているのだ。だから写真との相性がいい。 撮影カメラ FUJIFILM X100F アクセス 神保町(神田書店街)
最初は美女が噂しているのだろうと思った。だが、明くる日もそのまた明くる日も続いて、さすがに疑い始めた。私の周りにそんなに美女が居ただろうかと。 今年の三月から突然花粉症になった。家族の中では父と妹が花粉症で、朦朧としている姿を見ていつも不憫に思っていたのだが、まさか自分が巻き込まれるとは、人生まだまだ何があるか分からない。 症状はクシャミと鼻水で、日常生活に支障が出るほどヒドくはないが、一つだけ困った事がある。それは雨だ。 雨の日は楽になるものだと思っていた。雨が花粉を落として症状が緩和すると考えていたのだが、それは間違いだった。飛散量は減るが、それよりも気圧の変化が身体に影響する。 雨は低気圧が降らせる。気温が上がると空気が膨張する。膨張すると空気の体積が増えるが、重さは変わらないので比重が小さくなる。周りの空気が冷えていると、比重の小さい空気は上昇する。上昇した空気は雲になり、やがて飽
私は4歳の頃、愛知県の犬山市に引っ越してきた。当時の記憶も薄っすら残っていて、母親が乗っている自転車が倒れて荷台から放り出されたり、帽子の中に隠していた小銭をトイレに落として怒られたり、幼稚園の先生の胸を触ったり、そんな他愛もない記憶だ。 小学校は犬山城のふもとにある学校に通った。4年生までは下を向いて歩く根暗な少年だったが、5年生でスポーツ少年団のサッカーを始めてから活発になった。テクニックは大したことなかったが、足が一番速かったのでキャプテンになり、生徒会長にもなった。 そのまま地元の中学に上がり、同じくサッカー部でキャプテンになり、学級委員長も務めた。ただ、すべてが順風満帆だったわけではない。部活ではヤンキーの先輩に空気椅子をやらされたり、泳げないのが嫌で水泳大会をずる休みするなど、苦い記憶も幾つかある。 成績は中の上で、高校は地元の学校に入った。部活はサッカーを続けたが、足が速いだ
『シン・ゴジラ』のレンタルが3月22日から開始された。 『シン・ゴジラ』は2016年7月に公開された映画で、500万人以上の観客を動員した大ヒット作。総監督と脚本にエヴァンゲリオンの庵野秀明さんが抜擢され、新しいゴジラの世界観が多くの観客のハートをつかんだ。 テーマは日本の自立。東日本大震災に加えて、第二次世界大戦のあの出来事もモチーフとして盛り込まれている。映画の中盤、石原さとみが登場するとモチーフの謎が深まり、物語が一気に加速していく。 政府、自衛隊、物理学、化学など、各分野の専門用語が飛び交うが、「ファンタジーはゴジラだけ」とプロデューサーが宣言するほど入念に調べられたそうだ。そこに監督特有の文字テロップと、アナログ感を残したCGが重なり、映画に独特な味が出ている。 エヴァンゲリオンは1995年に放映されたアニメだが、今でもまったく色あせていない。『シン・ゴジラ』もまた長く語り継がれ
六名の歓楽街を後にして、もう一つの目的地である岡崎城に向かった。岡崎は何度か車で通ったことはあるが、観光するのは今回が初めてだ。 徳川家康の生地である岡崎城は完全に再建された城で、そのせいか、街の中に突然現れる。私が生まれ育った犬山の城は高台にあるため、近づくと気配を感じるのだが、岡崎城はすっと姿を見せるのだ。 岡崎城は街に溶け込んでいることもあり、観光客や市民との距離が近いように感じた。近代化された都市の歴史シンボル。この日はイベントがあったようで、大勢の人で賑わっていた。 岡崎城を観覧した後、3kmほど離れた大樹寺に向かった。大樹寺は1400年代に建てられた寺で、「家康生誕の地を望めるように」という家光の配慮で、岡崎城が見えるように門が配置された。 下の写真は、岡崎城の望遠鏡で大樹寺の門をフレームに入れたもの。 上の写真は、大樹寺の門から岡崎城をフレームに入れたもの。手前が大樹寺の門前
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く