カナダの企業が「Internet Explorer(IE)ユーザーはIQが低い」とする調査結果を報告してネットで話題になったが、「偽企業だ」との指摘を受け、すべていたずらだったと認めた。「IE 6の互換性問題を知ってほしかった」のが動機という。 いたずらを仕掛けたのは、タランディープ・ジルと名乗るWeb開発者。調査報告書は偽物で、AptiQuantという企業も存在せず、すべて自分1人でやったとしている。 誰かを侮辱する意図はなく、ジョークのつもりだったとジル氏は語り、「気を悪くした人がいたら申し訳ない」と謝罪している。偽サイトを作る際にページをコピーしたCentral Testという会社にも、流用をわび、削除するとしている。 このいたずらを仕掛けたきっかけは、自身が運営するショッピング比較サイトに新機能を加えようとしたときに、旧版のIE、特にIE 6に対応するのが難しかったため。「IE(I
”理想論を掲げ、狭量できれいごとしか言わない”と一般的には見られがちな左翼とその活動。だが、歴史やアカデミズムの観点から見ても、本来の左翼は非常に多様だという。近年の薄っぺらな左派ブームに惑わされない”懐の深い左翼本”について、「ナショナリストな左翼」を公言する哲学者・萱野稔人に話を聞いた。 ──プロレタリア文学の代表作『蟹工船』の映画化や共産党員数の増加など、不透明な社会情勢の影響からか、左翼に注目が集まっているようです。 【萱野】僕が学生だった1980年代から90年代にかけては、社会の中に左翼アレルギーが根強くありました。これに対して現在は共産党の新規入党者も多く、ある意味では左翼ブームといえるのかもしれない。その背景には、格差や貧困が広がっているという現実もあるでしょう。他方で、現在の左翼運動にはマイノリティが集まる。つまり、ほかの場では存在を否定されてしまったような人たちが、優しく
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