不動産流通経営協会(FRK)は、住み替え意向のある首都圏に住む20代~40代の男女を対象に、今後の住み替え意識や物件選択に関するこだわり、ライフスタイルの志向性などについて調査した、第2回「若者世代の住替え意識調査(概要版)」を公表した。その中で、住み替え先として中古住宅を希望する「中古派」が、なぜ中古を希望するのか、中古住宅のメリットは何かを深掘りしてみよう。 住まいへのこだわりが低い傾向が見られる「中古派」 20代~40代の若い世代が住み替え先として希望するのは、持ち家が76.7%(一戸建て43.9%、マンション32.8%)で、賃貸住宅が22.4%だった。持ち家を希望する人のうち、新築のみまたは主に新築を希望する「新築派」は62.4%、新築・中古に「こだわらない派」が31.1%、中古のみまたは主に中古を希望する「中古派」が 6.5%だった。 まだまだ新築派が多いのだが、新築・中古にこだ