経営の現実、こういうものだと思う。常に矛盾があるなかで「見切り」(判断・責任)がすべて。老害や同族経営含めた後継者についてなど、かなり本心の感情の吐露に見えるし、それくらい経営者というのは大変な仕事だと思う。 下記は、自分の職業ゆえに気になる一言。とても同意する部分が多く、そんな的確な戦略があるならとっくに打っているし、打てていないなら何らかの理由があると基本的に考える。逆に外部者から見て明らかに非合理なことをやっているのであれば、それは相当に経営が劣化しているか、奇策ゆえに当たれば大きくなる可能性もあること。 『しかしアナリストやマスコミは、「的確な戦略を打て」みたいなことを言う。しかし逆説的に言えば、相手があるのだから戦略は有効ではない。つまり相手も戦略を持ち、その手の内が分からなければ、こちらの戦略は有効にならないのだ。そもそも世の中がどうなるか分からない。それぐらい現代は見えない時