11月に中国の広州で開かれるスポーツの祭典、アジア競技大会に囲碁が登場する。日本も日本オリンピック委員会(JOC)に加盟する統一組織を作るそうだ。日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会で相談しているという。昨日の日本経済新聞夕刊に載っている。予選を行わずにトッププロから選手を出す。日本からは男性6人、女性4人を派遣、男子団体戦、女子団体戦、ペア碁2組の代表が出場してメダルを争う。予選をしないのでタイトル保持者が中心になるとみられる。 張栩王座や謝旻女流本因坊は台湾から出場する見込みだそうだ。中国や韓国もプロ最強メンバーをそろえてくるとみられる。世界戦では中国、韓国勢にやられて続けている。「国際新鋭囲碁対抗戦」では日本は井山裕太名人の大将で出場したが、台湾にも負け第4位になっている。急成長の台湾勢に張栩王座や謝旻女流本因坊が加わればどうなるか。日本囲碁界の実情を世界に曝け出す大会になりそうだ。も
自らの資金管理団体をめぐる事件で求心力が低下している民主党の小沢一郎幹事長と、菅直人副総理兼財務相が囲碁を打つかどうかが、両者の距離を測る尺度になるとして、政界で注目を集めている。03年の民主党と自由党の合併前後から折に触れて対局してきた2人だが、今年1月にも実現するはずだった政権交代後初の対局は、一連の「政治とカネ」問題でうやむやとなったままだ。 腕前は「小沢さんの方が強い」(菅氏)とされる。ただ、これまでの対局について菅氏に近い議員は「2人だけでは会わず、お互い側近を連れて会う。政治的な儀式だ」。 1月の対局は、菅氏側近の荒井聡首相補佐官と、小沢氏側近の石川知裕衆院議員を通じて計画されていた。ところが石川議員の事件が本格化した1月11日、菅氏は「もうちょっと間をおいて」と語り、立ち消えになった。 鳩山由紀夫首相は小沢氏と微妙な距離を取り始めている。石川議員の起訴後には、小沢氏と距離を置
井山挑戦者が勝利 囲碁名人戦七番勝負、1勝1敗に2009年9月17日 はじめての方第2局で張栩名人(左)を下し、対局を振り返る挑戦者の井山裕太八段=17日午後7時16分、熊本市のホテル日航熊本、森下東樹撮影 第34期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は17日、熊本市のホテル日航熊本で2日目が打ち継がれ、午後7時8分、挑戦者の井山裕太八段(20)が張栩(ちょう・う)名人(29)に255手までで黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。持ち時間各8時間のうち残りは名人1分、挑戦者3分。第3局は24、25の両日、兵庫県宝塚市で。 挑戦者が競り合いのなかから攻勢に立って一気に優勢を築き、終盤の名人の粘りにも冷静に応じて勝ちきった。 右辺黒79(封じ手)から始まった2日目。中央にまで拡大した攻防は白88のツケに挑戦者が黒89、91と反発したことから急戦に発展した。 白96が働きに乏
民主党の小沢一郎代表代行が、総選挙の期間中は封印してきた囲碁の対局を再開した。実戦からは遠ざかっていたはずなのに上達している、と関係者が話す打ちようだそうだ。 小沢氏が都内のホテルで久しぶりに対局したのは、次期幹事長に内定する前日の2日。相手は囲碁の講師で、関係者によると、「小沢さんは考えこんでじっくり時間をかけて打つことも多いが、この日は一気呵成(いっきかせい)に攻め込んだ。ものすごく上達した」という。6日もホテルで碁盤を囲んだ。 囲碁を通じて小沢氏と親交のある依田紀基九段は棋譜を見て「のびのびしている」と評価。「心境は囲碁の打ち方に反映する。きっと気力が充実しているのだろう」と話している。(本田修一)
囲碁ソフト『天頂の囲碁』との公開対局に臨んだ王九段 毎日コミュニケーションズは10日、『天頂の囲碁』の思考プログラム「Zen」と王銘エン(王へんに宛)九段との公開対局を実施した。 従来、囲碁ソフトは将棋のコンピュータソフトに比べ、棋力が劣っていると考えられていたが、確率を重視した「モンテカルロ法」が採用されたことにより、棋力が格段に上昇した。 このモンテカルロ法を採用したソフトは他にもあるが、「Zen」は2009年5月にスペインで行われたコンピュータプログラムの世界大会「第14回コンピュータオリンピアード」に初出場で優勝(対戦成績9勝1敗)。また、全世界で愛用されているインターネット対局サイト「KGS」で一般ユーザーと1,000局を超えるテスト対局を行った結果、初段〜2段の棋力を有している。現在公開されているソフトの中ではもっとも高い棋力で「これは日本の一般的な基準では、アマチュア3段〜4
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く