11月に中国の広州で開かれるスポーツの祭典、アジア競技大会に囲碁が登場する。日本も日本オリンピック委員会(JOC)に加盟する統一組織を作るそうだ。日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会で相談しているという。昨日の日本経済新聞夕刊に載っている。予選を行わずにトッププロから選手を出す。日本からは男性6人、女性4人を派遣、男子団体戦、女子団体戦、ペア碁2組の代表が出場してメダルを争う。予選をしないのでタイトル保持者が中心になるとみられる。 張栩王座や謝旻女流本因坊は台湾から出場する見込みだそうだ。中国や韓国もプロ最強メンバーをそろえてくるとみられる。世界戦では中国、韓国勢にやられて続けている。「国際新鋭囲碁対抗戦」では日本は井山裕太名人の大将で出場したが、台湾にも負け第4位になっている。急成長の台湾勢に張栩王座や謝旻女流本因坊が加わればどうなるか。日本囲碁界の実情を世界に曝け出す大会になりそうだ。も