上海で行われた第11回農心辛ラーメン杯羽根直樹本因坊vs劉星7段(中国)戦。 羽根直樹本因坊は日本チーム最後の選手だ。日本チームはもう後がない。 白番となった羽根本因坊は得意の「急場より大場」戦法で危ない石をホットケーキにして地を稼いだ。 暴挙とも思える60逃げ出しは羽根本因坊の面目躍如たるものだろう。こんな打ち方をされて負かされたらショックで立ち直れまい。 79アテに手抜きして80フクラミを打ちポン抜かれた後を劫を争って88ポン抜きと両方を打ってしまった。 さらに大きなヨセを打ちまくり白有望かと思われたが137ハネに手抜きして上辺138ノゾキを打ち140トビのとき141コスミと動き出されて149キリと右下の白をもぎ取られて勝負がついた。 この後最後まで打ったが5目半負けになってしまった。 これで日本チームは全員敗退し最下位が確定してしまった。