ブックマーク / bijutsutecho.com (10)

  • READYFORが文化庁と「文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定」を締結。セミナーも開催

    READYFORが文化庁と「文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定」を締結。セミナーも開催クラウドファンディングサービスのREADYFORが、文化庁と「文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定」を締結。文化財保有者や行政担当者向けにクラウドファンディングの活用方法を伝えるセミナーも開催する。 クラウドファンディングサービスのREADYFORが、文化庁と「文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定」を締結した。 同社は、これまで神社仏閣などの文化財に関わるクラウドファンディングプロジェクトを累計260件サポートしており、これまでに14億円以上の支援が集まった。昨年、国内最高額を達成した国立科学博物館のクラウドファンディングもサポートした。 日国内では文化財所有者等の高齢化や地域の過疎化などを背景に、自力での寄付募集の取り組みを行うことが困難な場合もあり、これを

    READYFORが文化庁と「文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定」を締結。セミナーも開催
    khatsalano
    khatsalano 2024/04/15
    足利の大岩山は,文化財修理のためにクラファンを募っているが,たしかシステムから何から住職さんが自作したと聞いた。業者の中抜きが嫌で。でもなかなかできないよな。
  • 「博物館法」はどう変わるべきか? 博物館学の専門家が問う

    「博物館法」はどう変わるべきか? 博物館学の専門家が問う美術館や動物園などを含む「博物館」を規定する法律「博物館法」。その改定に関する議論が文化庁に設置された文化審議会で進められている。登録博物館制度の改革が言及された7月30日公表の「博物館法制度の今後の在り方について(審議経過報告)」を、博物館学が専門の名古屋大学大学院教授・栗田秀法が読み解く。 文=栗田秀法 文化庁 はじめに 現在博物館法改正の議論が文化審議会で進められており、中間報告として7月30日付の「博物館法制度の今後の在り方について(審議経過報告)」が公表された。議論の端緒は、2018年6月に文部科学省設置法が改正され、文部科学省が一部を所管していた博物館に関する事務を、文化庁が一括して所管することになったことに伴い、19年11月に文化審議会に博物館部会が設置されたことにある。 「経過報告」の項では博物館の現状分析として、「博

    「博物館法」はどう変わるべきか? 博物館学の専門家が問う
  • 被災した川崎市市民ミュージアムの取り壊しが正式に決定。取り壊し時期は未定

    被災した川崎市市民ミュージアムの取り壊しが正式に決定。取り壊し時期は未定2019年10月の「令和元年東日台風」によって被災、休館中の川崎市市民ミュージアムの取り壊しが正式に決定した。 休館中の川崎市市民ミュージアム 2019年10月に発生した「令和元年東日台風」によって9つの収蔵庫が浸水、現在も休館が続いている川崎市市民ミュージアム。被災リスクや修繕コストなどの観点から現在の施設での継続は困難とされていた同館だが、その取り壊しが正式に決定した。 川崎市市民ミュージアムは1988年11月に開館。建築は江戸東京博物館や九州国立博物館も手がけた菊竹清訓によるもので、博物館と美術館の複合文化施設として考古、歴史、民俗からポスター、写真、マンガまで多様な展示を開催してきた。 市の担当者によれば、8月30日に開催された川崎市議会文教委員会で取り壊しを正式に発表。取り壊しの時期は未定となっている。

    被災した川崎市市民ミュージアムの取り壊しが正式に決定。取り壊し時期は未定
    khatsalano
    khatsalano 2021/09/15
    膨大な映像・マンガコレクションを誇った異色の公立館。指定管理者移行時にその学芸員がクビになりいまも係争中。被災したのに上手く動けず,外部が介入してボラ回している様子。
  • 大阪中之島美術館の建物が公開。ブラックキューブと巨大な吹き抜けが意味するものとは

    大阪中之島美術館の建物が公開。ブラックキューブと巨大な吹き抜けが意味するものとは2022年2月2日の開館を予定している大阪の新たな美術館「大阪中之島美術館」。その建物内部が報道陣に公開された。真っ黒な外観と巨大な吹き抜けが特徴的な同館の詳細をお届けする。 竣工した大阪中之島美術館 大阪の経済と文化の中心地である中之島に2022年2月に開館する大阪中之島美術館。その建物内部が公開された。 国立国際美術館に隣接するかたちで誕生する大阪中之島美術館は、もともと近代美術館を新たに建設するという大阪市制100周年記念事業のひとつとして、1983年に構想されたもの。90年に準備室が設置されて以降、長期にわたる検討を経て、2013年に中之島に美術館を整備することが決定。19年2月に建設工事がスタートし、今年念願の竣工を迎えた。民間資金を活用するコンセッション方式を取り入れた日初の公共美術館としても注目

    大阪中之島美術館の建物が公開。ブラックキューブと巨大な吹き抜けが意味するものとは
    khatsalano
    khatsalano 2021/07/04
    地下収蔵庫は浸水のリスクがあり,最上階は温度管理コストがかさむ。中層階の収蔵庫は保存管理の条件からは理にかなっているが,展示スペースの設計が難しい。だいぶ頑張ったと見た。
  • 「性差」はいかにつくられてきたのか? 国立歴史民俗博物館で「性差(ジェンダー)の日本史」を見る

    「性差」はいかにつくられてきたのか? 国立歴史民俗博物館で「性差(ジェンダー)の日史」を見る性差(ジェンダー)が日社会の歴史のなかでどんな意味をもち、どう変化してきたのか。その変遷を280点以上の資料を通して問う歴史展示「性差(ジェンダー)の日史」が、12月6日まで国立歴史民俗博物館で開催中。そのハイライトをレポートでお届けする。 文=浦島茂世 展示風景より、右は重要文化財の高橋由一《美人花魁》(1872、東京藝術大学蔵) 生物学的な性差(セックス)とは異なり、文化的・社会的に形成された男女の性差、「ジェンダー」。日においては、ジェンダーはいつ生まれたのか? そして、どのような歴史を持っているのか? 現在、この問いについて古代から丹念に紐解いていく企画展示「性差(ジェンダー)の日史」が国立歴史民俗博物館で開催されている。 展覧会場となる国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市 通称:歴博

    「性差」はいかにつくられてきたのか? 国立歴史民俗博物館で「性差(ジェンダー)の日本史」を見る
  • 文化ナショナリズムに向き合い、乗り越えるために。山本浩貴評「アイヌの美しき手仕事」

    文化ナショナリズムに向き合い、乗り越えるために。山浩貴評「アイヌの美しき手仕事」日民藝館(東京)にて、アイヌ民族の工芸品を紹介する展覧会が開催されている。文化や民族の多様性とその重要性が再考されるなかで、周縁化されてきた少数民族の営みをどう見るべきか。文化研究者の山浩貴がレビューする。 文=山浩貴 イラクサ地切伏刺繍衣裳(テタラペ) 樺太アイヌ 日民藝館蔵 いま、アイヌについて考えるということ──文化質主義の視点から 日民藝館で開催中の「アイヌの美しき手仕事」展の意義について、同館HPでは「柳がアイヌの工芸から受けた『真実なものへの強い感銘』を展を通して共有することで、民族の多様性を尊重する社会へと繋ぐこと」と説明される。展に収められた「イラクサ地切伏刺繍衣裳(テタラぺ)」など染織物を中心とするアイヌの人々の手仕事による工芸品は、細部に至る配慮のなされた精妙な品々である

    文化ナショナリズムに向き合い、乗り越えるために。山本浩貴評「アイヌの美しき手仕事」
  • 「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。 文=小田原のどか ポロト湖と伝統的コタン 撮影=筆者(以下すべて) 民族共生象徴空間とは何か 2020年7月12日、北海道白老郡白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が開業した。来は4月24日に開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2回の延期を経てのオープンとなった。同施設の「愛称」であるウポポイとはアイヌの言葉で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するといい、2018年に一般公募によって決定した。民族共生象徴空間という名称は、閣議決定された内容

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」
  • 政治における区分から買売春の歴史まで。国立歴史民俗博物館で「性差(ジェンダー)の日本史」が開催

    政治における区分から買売春の歴史まで。国立歴史民俗博物館で「性差(ジェンダー)の日史」が開催千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で、ジェンダーが日社会の歴史のなかでどんな意味をもち、どう変化してきたのかを問う歴史展示「性差(ジェンダー)の日史」が開催。会期は10月6日〜12月6日。 重要文化財 高橋由一 美人(花魁) 1872 油彩 東京藝術大学蔵 千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で、ジェンダーが日社会の歴史のなかでどんな意味をもち、どう変化してきたのかを280点以上の資料を通して問う歴史展示「性差(ジェンダー)の日史」が開催される。会期は10月6日〜12月6日。 同展は「古代社会の男女」「中世の政治空間と男女」「中世の家と宗教」「仕事とくらしのジェンダー ─中世から近世へ─」「分離から排除へ ─近世・近代の政治空間とジェンダーの変容─」「性の売買と社会」「仕事とくらしのジェンダー 

    政治における区分から買売春の歴史まで。国立歴史民俗博物館で「性差(ジェンダー)の日本史」が開催
  • まとめ:開館している主要美術館・博物館情報

    まとめ:開館している主要美術館・博物館情報新型コロナウイルスの影響で、全国各地の美術館・博物館が臨時休館しているなか、いまも開館している館をまとめた。休館情報とあわせて確認してほしい(掲載基準は全国美術館会議の加盟館)。※稿の更新は停止しております。最新情報は「まとめ:全国の美術館・博物館の再開状況」をご覧ください。 ワタリウム美術館 ※稿の更新は停止しております。最新情報は「まとめ:全国の美術館・博物館の再開状況」をご覧ください。 岩手岩手県立美術館 岩手県立博物館 深沢紅子 野の花美術館 福島喜多方市美術館 東京ワタリウム美術館 和歌山和歌山県立近代美術館 和歌山市立博物館 岡山岡山県立美術館 島根足立美術館 鳥取鳥取県立博物館 愛媛愛媛文華館 鹿児島長島美術館

    まとめ:開館している主要美術館・博物館情報
    khatsalano
    khatsalano 2020/03/10
    これは全国美術館協会加盟館に限っての話。数え方によるけど,日本の美術館・博物館は概ね4000館ほど,美術館協会加盟館は400館に満たない。日本博物館協会あたりがまとめてくれると良いんですけどね。
  • 東博など国立3博物館、入館料を値上げへ。「ランニング・コストも賄えない」

    東博など国立3博物館、入館料を値上げへ。「ランニング・コストも賄えない」東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館の3館は、今年4月1日より常設展(平常展・名品展)の料金を値上げすると発表した。 東京国立博物館 日を代表する博物館である東京国立博物館(以下、東博)、京都国立博物館、奈良国立博物館の3館が、4月1日より常設展(平常展)の料金を値上げすることを発表した。 東博は一般620円を1000円に、大学生410円を500円に値上げ。値上げ幅は最大380円となる。また京都国立博物館と奈良国立博物館は、現行の一般520円を700円に、大学生260円を350円に改定。これまで存在していた団体料金は、3館すべてで一般・大学生ともに廃止される。 気になるのはその理由だ。東博は、総合文化展(常設展)の来館者数が急増しているいっぽう、現在の観覧料では来館者一人当たりの直接的なランニング・コストも

    東博など国立3博物館、入館料を値上げへ。「ランニング・コストも賄えない」
    khatsalano
    khatsalano 2020/01/31
    調査・研究はもちろんだけど,文化財の修復には驚くような費用がかかる。もともと儲かるような仕組みじゃないところを独法化したツケ。結局,請求書は利用者に回ってしまう。
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