情熱大陸に出たい。 本日は、この欲望について考えてみます。実際に情熱大陸に出ている人ではなく、「出たがる心理」のほうに注目してみるということですね。 便利なので「情熱大陸」と限定しちゃいましたが、実際は「プロフェッショナル仕事の流儀」もそうでしょうし、自伝の出版や、インタビューで半生を語ることなんかも同じだと思います。 自分はこういう人間で、こういうことを考えていて、これまでこんなふうに生きてきた。いわゆる「自分語り」というやつですが、情熱大陸のようなものが魔力を持っているのは、この自分語りに「太鼓判」を押してくれそうだからだと思うんですね。 そのへんのことを書いてみます。 恋愛とストーカーのちがい なぜ、自分の物語に「太鼓判」を押してほしいのか? なぜ、「認めてもらう」というステップが必要なのか? 勝手に自分の物語を作って、 勝手に語っちゃえばいいのでは? そう開き直れないのが、なかなか