こんにちは、会計士ブロガーの根本(@dujtcr77)です。 古典や哲学書は、張り切って買ってみたはいいものの「難しい」「言い回しがくどい」などの理由で挫折することの多いジャンルです。 特に今回ご紹介する『死に至る病』は個人的に挫折率はかなり高い方だと思います。 というのも、最初に大きな2つの挫折ポイントが潜んでいるんです。 当記事では、大きく以下のような流れで『死に至る病』を読み解いていきます。 必要・興味に応じて読み進めて頂ければ幸いです。 『死に至る病』の冒頭で挫折する理由 読み方のコツ 冒頭箇所の解説 さいごに (おまけ)『死に至る病』を書いたキルケゴールの生涯 『死に至る病』の冒頭で挫折する理由 挫折ポイント①ゴリゴリのキリスト教からはじまる(最初だけ) 『死に至る病』では、本論に入る前に「緒論」が設けられています。 この出だしが以下の通り。 (ここでは理解しようとしなくてもいい
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