【アルゼンチン・メキシコ】前半、アルゼンチン・テベスのゴールを巡って審判に詰め寄るメキシコの選手たち=南アフリカ・ヨハネスブルク郊外のサッカーシティー競技場で2010年6月27日、佐々木順一撮影写真を拡大 【パリ福原直樹】国際プロサッカー選手協会(本部オランダ)は28日、国際サッカー連盟(FIFA)に対し、ワールドカップ(W杯)などの重要な国際試合の判定で、審判だけに頼らず、ビデオなど現代テクノロジーを導入するよう求める声明を出した。 声明では27日のW杯で、(1)イングランド対ドイツ戦で、テレビの映像ではイングランド側のシュートが決まっていたが認められなかった(2)アルゼンチン対メキシコ戦でも、ビデオで明らかだったアルゼンチンのオフサイドが認められず、同国の得点に結びついた−−と指摘。「ビデオなどの技術が導入されていれば、これら誤審は避けられた」と主張している。 同協会は65年に創設