チケット転売が問題になるとき、「そもそもどうして主催者はチケット価格を上げないのか?」が取り沙汰されるけど、今年ANAがスイートラウンジ利用券の転売に対して取った行動がこの疑問に非常にわかりやすい回答を与えているので紹介しておく。
コンサートチケットなどの高額転売を規制するため、自民党議員がまとめた新法の概要が2日、分かった。 取り締まりが困難だったインターネット上のダフ屋行為も規制対象とするのが柱で、来月召集予定の通常国会に法案を提出する。「2020年東京五輪・パラリンピックでも、チケットの高額転売が問題化しかねない」との指摘を踏まえ、法規制の強化に乗り出す。 同党のライブ・エンタテインメント議連(石破茂会長)が、議員立法として提出する。 規制対象となるのは〈1〉特定の日時や場所、座席を指定〈2〉主催者らが転売の禁止を明示〈3〉主催者らが本人確認などの防止策を講じている――の3条件を満たすチケット。これを転売目的で事業として入手することや、定価を超える価格で商売として販売することを禁じる内容だ。違反者には、ダフ屋行為に科されるのと同程度(東京都では6か月以下の懲役、50万円以下の罰金)か、それ以上の罰則を検討してい
講義ウェブサイトはこちらです。 第3回<前編>はこちらです。 ------------------------------------- 講義の後半では、簡単な市場(部分均衡)モデルを使って、次の3つの分配メカニズムを理論的に比較しました。 (i) 行列・抽選 (ii) 市場 (iii) 行列+転売 【板書】需給が一致する価格で最初からチケットが売られた場合には(DとSの交点で)5万円の価格が付くと想定。これを1万円の割安価格で売ると、超過需要が発生し、運よくチケットを獲得できた買い手の一部が転売することで、転売市場における価格は(DとS’の交点)7万円に高騰してしまう。現実には、この転売での利益を求めて、チケット自体には全く関心のない利潤目的の転売屋(ダフ屋)が多数参入することも。ここで、もしもこうした転売屋をうまく排除できたとすると(たとえば、最初にチケットをファンクラブの会員にしか売
皆さんは覚えているだろうか。 昨年夏、チケットの高額転売に反対する意見広告を音楽団体が連盟で発表した。 それはツイッターなどで瞬く間に話題となり、賛成、苦言、様々な意見が飛び交った。 転売屋潰れろ。転売屋から買うな。でもダブってしまったチケットを、当たらなかった人に渡す正規の手段は? それに応えるような形で今年五月、音楽業界公認・公式チケットトレードリセール=チケトレがオープンした。 取引は定価でのみ。運営が取引を仲介する形を取り、チケット詐欺の心配はなく、何よりも「公認」だ。これ以上に安心できるシステムはないだろう。 残念ながら開設当時、私の手元にはトレードに出したいチケットも、そうまでして取りたい公演もなく、 意見広告が発表された時と同様、賛成、苦言の意見を「ふーん」と半分他人事のように眺めていた。 それから五ヶ月。私の手元には今、二枚のチケットがある。 今日が発券日で、ほんの一時間前
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