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2020年5月31日のブックマーク (1件)

  • 虐殺の文法とは一体何だったのか?|うぐひす

    友人が突然伊藤計劃を見始めたので、当時を振り返りつつ感想をまとめていきたいと思います。 ※一応言語学を専攻していた身として、学術的な観点から感想を述べていきます。ただ、象牙の塔を離脱してから少し経つのと、専門は生成文法ではなく、言語習得(バイリンガリズム)/語用論/社会言語学だったので、そのあたりはご容赦ください。 虐殺の文法は果たして文法なのか?結論から述べると、虐殺の文法は言語学で定義されるところの文法(grammar)ではない。実態としては、語用論(pragmatics)に近いと思う。 普段よく使われる文法(grammar)は、厳密に言えば統語論(syntax)を指している場合が多い。 数、性、時制、態、相といった名称は、統語論の分野で扱われる代物だ。 (ちなみにチョムスキーの生み出した生成文法は、統語論に分類されている) そもそも、文法の定義は難しい。 文法の定義をきちんと書くため

    虐殺の文法とは一体何だったのか?|うぐひす
    khwarizmi
    khwarizmi 2020/05/31
    すごい。多言語話者による別の言語への転移ってのはポリコレ仕草みたいなので,現に今攻撃を受けているのかなあとか深刻に思ったりする。