5年前と比べて、若い男性は早めに仕事を終えて家事やインターネットに時間を費やしている――。NHK放送文化研究所が23日に発表した国民生活時間調査で、そんな実態が浮かび上がった。 昨年10月の調査だと、午後9時〜同9時半に仕事をしている男性の割合は20代で10%、30代で14%。2005年の前回調査と比べてそれぞれ10ポイント、6ポイント下がった。前後の時間帯も同様の傾向だった。 一方、平日に家事をする男性は20代で32%、30代で40%。前回と比べてそれぞれ9ポイント、8ポイント上昇した。平日に娯楽としてネットを利用する人も、20代で前回比10ポイント増の32%、30代で前回比15ポイント増の33%だった。 娯楽として平日にネットを使う人は全体でも20%に達し、前回より7ポイント増えた。費やす時間は1日平均23分で、新聞やラジオを上回った。 全体をみると、睡眠時間は減少が続いており