一昨日のエントリをずいぶんたくさんの方に読んでいただきました。 世代間の資産格差は、若い人にとって資産運用をしなければいけない理由にはなりませんよ、という趣旨だったのですが、どうも、俺/私個人には相続資産がないから、やっぱり資産運用をしなきゃという感想が多かったようです。 はい。お金もなくって老後が不安な人は、やっぱりお金を貯めておかなければいけませんよね。でも、お年寄りがお金を持っているかどうかは、そのこととは関係がない話。関係がない話をまるで関係があるように思って焦りまくるのは、頭の悪い人のやることです。 では、若い人が資産運用をしなければいけない本当の理由は何か。それは、複利効果を最大限享受することだと思います。 たとえば定期預金に預けたとき、満期が来たら、その期間の利子も含めて全部新たに定期預金に預けることで、複利の効果を得られます。 単利でお金を運用すると、元本×(1+利子率×年
若い人が本気で資産形成を図らなければならない理由 :投資十八番という記事を読んで、なんだかなーと思い、「年齢階層別金融資産保有高」のグラフ以外に参考になる記述はないなー、と思っていたのですが、その記事のブックマークを見ると、ずいぶん真に受けている人が多いので、ちょこっと思うところを書いてみます。 と言いますか、この記事に掲げられている統計だけ読んだら、若い人は「資産形成」とかする必要、ないんですよね。 だって、今お金を持っている50代から60代以上のかたがたは、2015年以降、着実に死んでいくわけでしょ。で、全体の8割を占めるその金融資産は、一部はその人たちが死ぬまでに使うんだろうけど、残りは次の世代に相続される。 使われた分は、すごい勢いで減っていく生産年齢人口の人で分けるので、一人頭の分け前は増える。前の世代よりも。 相続された分は、今の年寄りが平均80歳で死ぬとして、これまたすごい勢
東日本大震災で被災した大槌町漁業協同組合(岩手県大槌町)が盛岡地裁に破産申請していたことが9日、分かった。申請は5日付けで、負債総額は15億5千万円。震災で大きな損害を受け、事業の継続ができなくなった。 民間信用調査会社の東京商工リサーチによると、大槌町漁協はサケの定置網漁を中心に事業を展開。昭和56年3月期には約52億円の売り上げがあったが、近年は安価なサケ輸入の増加で競争が激化し、売り上げは10億円台に低下していた。 追い打ちをかけるように、震災で事務所や市場設備が被災し、6億4329万円の損害額を計上した。 多額の負債を抱えたままでは補助金や融資を受けることが難しくなったことから、今年1月に新しい組合を設立する方針を固めていたが、一部債権者の理解を得られず破産申請することになった。 大槌町漁協は昭和46年に発足し、資本金は約2億4000万円。従業員は約30人で、組合員は約80
NECの1万人リストラで退職強要された男性が記録した面談の一問一答。「間合い以外はほぼ再現した」というメモの一端を紹介します。 1回目(45分間) 上司 今の職場で今のまま業務を続けてもらうのは難しい。特別転進(退職)を真剣に考えてほしい。 男性 残って今の仕事を続けたい。 (以上の会話の繰り返しが続く) □翌日、労組に相談する(役員が対応する) 役員 今回の面談はアドバイスをもらう場だ。自分に何が足りないのか、どうしてほしいのか、どうすれば今の職場で仕事を続けられるのか聞いてみればいい。 2回目(90分間) (労組の助言を参考に、仕事に対する熱意や決意などを伝える) 男性 自分に足りないところがあるなら直すから教えてほしい。 上司 この面談は自己研さんの場ではない。今の職場で仕事を続けてもらうのは難しい。 男性 辞めません。 上司 この面談はつまり一般的にいうリストラだ。(労使交渉の議事
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