ImageMagickはいくつかのコマンド*1でOpenCL対応していますが、公式が配布しているバイナリはOpenCLサポートが無効化されています。 Linux版にせよWindows版にせよ、OpenCLを有効化するには自前でソースからビルドする必要があります。 ビルド手順は公式が公開しており、Linuxなら Install from Source @ ImageMagick 、Windowsなら Install from Source @ ImageMagick に記されています。 Ubuntu18.04では特に嵌る点もなく普通にビルドできましたが、恐らくRadeon RX470のドライバ周りの関係でUbuntuではOpenCLが機能しなかったので、Windows10環境でビルドすることにしました*2。 以下、備忘を兼ねてその手順を記載します。 前提環境 OS Windows 10 Pr