「5年後には中国での売り上げが日本を抜くくらいでないと、中期目標を達成できない。5年後は中国がヘッドクォーター(本部)になるくらいでないと勝てないだろう」――フリービット代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏は、中国市場に賭ける思いをこのように語る。 フリービットはこれまで国内ISPの支援事業などで成長してきた。新たな成長市場として力を入れているのが中国市場だ。2006年にはネットワークの監視、運用センターである「SiLK NOC」を江蘇省に設立。2009年には中国のコンサルティング大手である北京天地互連(BII)と戦略的提携関係を結んでいる。 フリービットが狙うのは、中国のIPv6市場だ。人口の多い中国では、IPv4アドレスの枯渇が課題になっている。石田氏によると上海では1アドレスに1万6000円の値段がついているといい、「アドレスの枯渇を見据えた料金になっている」とのこと。フリービットは仮
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