日本時間2019年2月22日、NVIDIAはTuringベースの新しいGPU「GeForce GTX 1660 Ti」を発表。同日23時より販売を解禁した。北米における価格は279ドル~と久々の300ドル以下のゾーンで、我々が“ミドルクラス”と呼んでいる製品のアップデートとなる。 まず価格の話をすると、筆者が小耳に挟んだ限りでは3万円台中盤が最安、4万円前後がボリュームゾーン、アッパーグレードは4万円台後半という布陣になるようだ。 近年のゲームにおけるシェーダー(描画用のプログラム)は年々複雑化してきており、それを効率良く処理するための新しいGPUが求められている。TuringアーキテクチャーはRTコアとTensorコアの部分がクローズアップされがちだが、CUDAコア自体にも大きな改善が入っている。 歩留まりを下げて価格を押し上げる原因となるRTコアとTesnorコアを除去したGTX 16