ジェネシスは、職場でのAIに関する調査結果を発表した。日本のAI採用率は調査対象国の中で最低。だが、日本の労働者は他国よりもAIが労働時間の節約や効率化に寄与すると考える割合が高かった。 ジェネシスは2019年8月26日、職場でのAI(人工知能)に関する調査結果を発表した。対象は、日本、米国、英国、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドの企業に勤める4207人の従業員。それによると、日本のAI採用率は調査対象国の中で最低だった。日本の労働者は他国よりもAIが労働時間の節約や効率化に寄与すると考える割合が高い半面、AIを脅威と感じる人が多い傾向にあった。 脅威を感じているが、10年は大丈夫と考える まず、職場での技術的な脅威について尋ねたところ、脅かされていると回答した割合は、日本が最も高く約50%だった。そのうち、「常に脅かされる」は12%、「時々脅かされる」は38%だった。対象を日本の