新年あけましておめでとうございます。筆者はこれまで日本のSEの在り方について様々な視点で問題提起を含め言及してきた。2013年の新年を迎えるに当たって今年は、「SEマネージャーよ逞しくなれ!」というタイトルの連載で、改めて日本のSEの変革について書いてみたい。 日本の多くのSEは、IT技術に偏重気味でビジネス意識に乏しく視野が狭い。また、仕事に対して受け身で営業や顧客などと壁を作りがちだ。そして往々に「営業は無理ばかり言う。IT技術も知らない。だからSEは困っている。会社はSEを分かっていない」などと言ってフラストレーションをためている。程度の差はあってもどこのIT企業のSEも大体こんな状況であろう。 とはいえ、彼ら彼女らはシステム開発・保守・提案活動などで深夜を問わず懸命に頑張って、営業と共に会社を支えているのも事実である。だがSEのこんな状況は、SEはもちろん、会社にとっても顧客にとっ
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