ここでは自分が若造に思える
【最古の学生自治寮】 ※本日の企画は株式会社メルカリの提供でお送りします こんにちは。ヨッピーです。 突然ですがこちらの画像群をご覧ください。 はい。 「なにこれ?どこの廃墟?」っ思う人がいらっしゃるかもしれませんが、ここは廃墟ではありません。バリバリ現役の学生寮、京都大学の吉田寮です。 京都大学の吉田寮は築105年の歴史を持つ、日本最古の学生自治寮。 自治寮とはつまり学生の自治によって運営されている寮で、大学当局と寮自治会の間で話し合いをしながら、学生の手によって管理・運営がなされております。入寮選考なんかも全て学生によって行われているらしい。 中庭なんてほぼジャングル! 「これ、いつの時代だよ」っていう張り紙も残る。 そんな吉田寮ですが、現在でも100名ほどの学生が暮らしており、留学生も含めて日本各地、世界各国から集まった学生たちが共同生活を送っております。 寮費は水道光熱費込みで月あ
桜が気が早く散ってしまった頃に、電話が来た。 「暖かくなったし、飲まないか?」 「うーん、今週は予定があるから、来週はどうかな?」 いつも通りそう答えつつ、また何かあったのかなと思う。 仲間と会う時やこちらから気分が乗った時でも一緒に飲んだりするが、彼から誘われる時は大抵そうだから。 予定を合わせて、それじゃ、と電話を切り、付き合い長くなったなぁと思った。 彼とは高校時代からの友人だ。 入学式の時、母と少し早めのバスに乗ると彼と彼の母がいた。 同じ制服だったので、話もしやすかったのだろう。母は彼の母とすぐ打ち解けていた。 彼と僕とは、必ずしもそうではなかった。 話はしていたが、どうも上滑りしているところがある。そんな感触があった。 背は小さく、小太りで、話す度にキョロキョロする。けれども話す時は圧迫を感じる程こちらを見つめる。 話す度に身体を動かすものだから、距離感をどうしたものかと考えた
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