私たちが生きている現代は、技術が飛躍的に進歩し、人が理解しきれないほどの機能を容易に実装できる時代です。その結果、特にソフトウエアにおいては、人が一度に理解しきれない程の機能が実装された製品が溢れています。一方、近年、コンシューマ市場においては、Appleに象徴されるように、ユーザーの体験(UX:User eXperience)を前提に、複雑な機能をシンプルな画面(UI:User Interface)で実装することは、売上に大きく貢献することが実証されています。この現象をコンシューマ市場だけの話と終わらせてしまうことはできません。コンシューマ市場であれ、エンタープライズ市場であれ、利用しやすい製品が売上に大きく貢献する可能性は高いと思われます。コンシューマ市場で使いやすいUIになれた人の感覚は、エンタープライズITでも使いやすいUIを求め始めています。そのため、エンタープライズでも、自社の