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ブックマーク / cpplover.blogspot.com (3)

  • 平安時代から鎌倉時代にかけての常識

    平安時代から鎌倉時代にかけての常識は、理解しがたい。この頃の軍記物や説話集に、常識として書かれていることが、現代の価値観で考えると不思議でならない。そのうちのいくつかを書きだしてみる。 和歌がうまくないと女にモテない。 家柄や富貴も大事だが、女にモテようと思ったならば、和歌がうまくなければならない。しかも、当時の貴族の恋愛は、非常に変わっている。恋愛は、まず和歌による文通からはじめる。やんごとない身分の女性の場合、家の奥に引き篭っているので、顔すら見ることはない。 さて、文通で和歌の才能が認められたならば、男から女の家に忍んで通いに行く。逢瀬は夜。ただでさえ暗い夜中に、光の差し込みにくい日家屋の奥で逢うのだ。初めてあった時などは、顔などろくにわからなかったに違いない。 あまりに身分が違う男女であると、女を男のほうに呼びつけることもあったようだが、やはり和歌は重要である。たとえば、古今著聞

  • 本の虫: シンタックスシュガーとしてのlambdaの解説

    の虫: lambda 完全解説で、lambdaの全機能は、ほぼ網羅したと思う。lambdaの文法は、それほど難しくはないと思うのだが、難しいと感じる人がいるらしい。とくに、キャプチャが理解できない人がいるそうだ。そこで今回は、lambdaの根を解説してみようと思う。 lambdaというのは、そもそも関数オブジェクトのシンタックスシュガーなのである。例えば、 namespace hito { template< class InputIterator, class Function > Function for_each( InputIterator first, InputIterator last, Function f ) { for ( ; first != last ; ++first ) f( *first ) ; return f ; } } int main() { st

  • 本の虫: lambda 完全解説

    目的 この記事は、C++0xのlambdaを完全に解説せんとする目的を以て書かれた。サンプルコードは最小に留め、エラー処理等は省いた。この記事さえ読めば、今日からlambdaを恐れることなく使う物のC++0xプログラマになれるだろう。 lambdaとは何ぞや lambdaである。あるものは、lambda関数、あるいは無名関数という名称を使っている。いったいlambdaとは何なのか。 lambdaは関数である。また、特に名前はない。したがって、lambda関数、無名関数と呼ぶのは、間違ってはいない。しかしここでは、単にlambdaと呼ぶことにする。 lambdaを定義しよう lambdaは関数オブジェクトである。lambdaは関数オブジェクトである。これはとても大事なので二度書いた。lambdaは関数オブジェクト以外の何物でもない。ところが不思議なことに、皆lambdaが単なる関数オブジェ

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