日本で公開された映画はすべてDVD化されて、すべてレンタル屋に並ぶ……と思っている方にとっては悲報だが、世の中にはメーカーやレーベルの事情でレンタルリリースされていない(セル版のみ)作品が山ほどある。有名なところでは紀伊國屋レーベルの作品がそうで、ロメール、ソクーロフ、ファスビンダーなどの作品の大半がレンタル屋に並んでないのはこのためだったりする(ソクーロフやファスビンダー作品の一部は最近IVCに権利が移ってゲオに並び始めた)。これまでソフト化されていなかった往年のホラーやノワールをDVD化してBOX販売するブロードウェイもセル版のみ。同じくVHS止まりだった傑作を初DVD化する復刻シネマライブラリーも基本的にはセル版のみだが、発掘良品枠になるとツタヤに並ぶ。大手ハピネットは新作に関しては商業大作からアングラ映画までレンタルで取り扱ってくれるが、70年代~80年代前後の傑作ホラーをHDリマ