印象的だったのが、このセレモニーに同館周辺の自治会の代表者たちが招かれていたこと。「地元と協調して蒸気機関車の保存活動を行い、産業遺産を後世に伝え、地域の振興に貢献する」というJR西日本のはっきりとした姿勢を示したもので、好感を抱いた。 梅小路は1876(明治9)年に機関庫が開設されて以来の京都における鉄道の拠点である。100年以上も、地域と鉄道とが深い関わりを持っている。 蒸気機関車を走らせるために必要なこと 蒸気機関車の運転を行うためには、機関車そのものだけではなく、運転を支える設備の維持が不可欠である。わかりやすいところでは、燃料となる石炭および蒸気を発生させるための水の補給施設があるが、これらはダンプカー+ショベルカーやタンクローリーなどで代用できなくはない。問題はやはり検査修繕設備だ。 梅小路蒸気機関車館は、日本の鉄道が開業して100周年を迎えることを記念し、また、終焉の時期を迎
きれいな花にはご注意を―。国土交通省や福井県、同県小浜市では、外来種の植物「オオキンケイギク」の駆除に取り組んでいる。同市を流れる北川一帯にも自生しており、市などは今月上旬、駆除を呼び掛けるチラシを周辺住戸に配布。市環境衛生課は「種ができる前のこのタイミングで駆除に協力してほしい」と呼び掛けている。 オオキンケイギクは北アメリカ原産で、キク科の多年生植物。5~7月ごろにかけて、直径5~7センチほどの黄色い花を咲かせる。高さは30~70センチ。日本では、1880年代に観賞目的に導入したとされる。河川ののり面の緑化や苗の販売により一気に繁殖したという。 同市の北川では、上流部でかつて緑化に用いられたとされる。落ちた種が流れて下流部にまで広まったとみられ、西津や内外海地区の私有地などでも広く自生している。繁殖力が強く、荒れた土地でも育つのが特徴。 花が美しいため、庭などに植え替えて楽しむ人
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