高すぎるプライドと“恥”の感覚 - シロクマの屑籠 高すぎるプライドを抱えて生きるというのは、非常に大変なことだ。とりわけ、プライドと能力のギャップが大きい人は、常に満ち足りない気持ちを抱えて生きていくほかない。こうした苦悩を幾らかでも緩和する方法は無いものか? 試しに、「高すぎるプライド」というやつを、ちょっと違った視点から眺めてみる。 上手くいってない人の「高すぎるプライド」というのは、「高すぎる要求水準」に言い換えて近似できる場合が多い。自分自身に対して「俺はこうでなければ気が済まない」「本来の俺はこうであるべきだ」と思っている人は、現実の自分よりも高くて厳しい水準を、自分自身に対して要求していると言える。もちろん、これが適度なギャップであれば、“向上心”にも繋がるわけで、ギャップがあることそのものがいけないわけではない。しかし、あまりにも大きなギャップのせいで心が折れてしまいやすい