交流サイトのフェイスブック(FB)など、インターネットのソーシャルメディアを使った就職活動「ソー活」が注目されている。双方向のやり取りが可能な特性を生かし、学生とつながる新たなツールとして企業も意欲的に取り組む。(戸谷真美)「本当に来たい」を 5月下旬、早くも平成26年の新卒学生を対象としたソー活イベントが都内で開かれた。主催は、FBを活用した学生と企業のマッチングを行うソーシャルリクルーティング(東京都渋谷区)。運営する「ソーシャル就活ナビ【ソー活】」の登録企業は昨年の約30社から、今年は約1300社に増えた。 同社CEOの春日博文さん(24)は「今まで多くの学生は金融とかサービスといった業界で企業を選んでいた。業界の一面的なイメージで求める人材が集まらないといった問題があった」と話す。 参加したタマホーム(港区)の人づくり部採用課の上田武範課長は「FBは学生に企業のリアルな姿を伝えられ