農家に暮らす人は韓国併合時で8割台なかば、1945年の解放直前でもなお全朝鮮の7割以上を占めていました。 まとめ ① 日本統治下で米は増産されたが、対日移出が増産を上回った。1人あたりでは米消費量もカロリー摂取量も減った。 ② 日本統治期を通じ農家の所得は減った時期のほうが長い。多くの農家が貧窮から小作へ転落し、更に都市や域外に流出した。 ③ 総督府の産米増殖計画は農家の灌漑負担を増やし、家計を圧迫して飢餓輸出を、更には都市への人口流出や移民をドライブする要因の一つとなった。 非常に大まかな計算ですが、1年で60kgということは1日あたり165グラムしか米を食べられなかった事になります。 上の計算は移出米の精米による体積減少分を元に戻す補正をしていませんが、補正すれば移出量が増えて、国内消費可能量は更に落ちることになります。 1合がだいたい150グラムなので、精米歩留まりを考えると1日1合