米カリフォルニア州サンフランシスコのスケートパークで、写真撮影に臨むザイオン・リクスゲインズさん(2022年5月6日撮影)。(c)JOSH EDELSON/ AFP 【6月10日 AFP】両目を撃たれ、全盲になりながらも、ザイオン・リクスゲインズ(Zion Ricks-Gaines)さん(19)はスケートボードをやめなかった。それどころか、以前よりも情熱を燃やすようになった。 「今もプロを目指しているし、プロスケートボーダーになるという目標を達成したい」。米カリフォルニア州サンフランシスコのスケートパークで、トリックの準備をしながら話した。 「生徒向けの放課後スケートプログラムを増やしていきたい。もし今も目が見えていたら、そうした方向には目が向かなかったはずだ」とザイオンさん。今は会う人すべてと情熱を共有したいと考えている。 ザイオンさんの人生は昨年暮れ、とあるバーの近くで一変した。友人と