『追い出し部屋』で迎えた教師生活の最後「40℃超える美術室にエアコン要望」きっかけに...誰との会話もない3か月『教育委員会は許せない』 教師生活の最後、定年退職を迎えるまでの3か月間、いわゆる『追い出し部屋』に追いやられた元中学校教師。教壇に立つこともできずに定年退職を迎えた教師には一体なにがあったのでしょうか。 中学校教師「追い出し部屋」での一日とは かつて在籍していた中学校を敷地の外から眺める好田得二さん(60)。この中学校で美術を教えていました。教師一筋36年。最後の勤務校である高槻市立第二中学校では、担当していた美術部がコンクールで最優秀賞を取ったこともあります。 しかし、教師生活の最後に思わぬ仕打ちを受けたと話します。 (好田得二さん) 「なんか本当に複雑な気持ちですね。最後をこういう形で迎えるというのは」 一体どういうことなのか。取材班が訪れたのは中学校から約4km離れた市の
『3社の鑑定額が一致』大阪IRの疑惑...専門家が解説「100%ありえないです」さらに大阪市の審議会委員を取材で『新証言』も 大阪府と大阪市が2029年の開業を目指しているIR事業。しかし、そのIR用地をめぐる不動産鑑定で様々な疑惑が浮上している。そして大阪市は審議会で価格は適正と判断されたため問題ないと話していたが、当時の審議会の委員5人を取材すると、3社の数字が一致したことやIRを考慮していないことが審議の対象になっていないことがわかった。 IR用地の鑑定額が『4社中3社で一致』 大阪府と大阪市が誘致を進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)。大阪市はアメリカのMGMとオリックスの共同グループに対して、35年間にわたり夢洲の土地を貸し出す方針だ。 その土地の賃料などをめぐって浮上した疑惑。それは不動産鑑定が3社で一致していたことだ。 大阪市はIR用地の価格を算定するため4社に不動産鑑定
IRの大阪誘致をめぐり、大阪市が業者4社に依頼した「用地の賃料価格」などが3社で一致していた問題で、市などは「審議会で価格は妥当とされた」としていますが、実際は価格の一致などについては審議されていなかったことがMBSの取材でわかりました。 大阪府と大阪市はIRについて、夢洲で2029年の開業を目指し、国に整備計画の認定を申請しています。 大阪市がIR用地の賃料などの算定を4年前に不動産鑑定業者に依頼したところ、4社のうち3社で土地の価格や賃料などが一致していました。 大阪港湾局は「鑑定結果が適正かどうかを検討する審議会で審議され、価格は妥当と判断されたため問題ない」としていますが、MBSが審議会の委員を務める不動産鑑定士5人に取材したところ、価格の一致などについては審議対象ではなかったことがわかりました。 委員からは「何らかの力やきっかけがないと3社の一致にはならない」「業者は説明責任をき
IR用地の『賃料』が安い!?なぜか鑑定業者4社のうち3社が『同額を提示』...大阪市が事前に出した参考価格とも『ほぼ同じ』 市「手続きに問題ない」 大阪府と大阪市が誘致を進めているIR=カジノを含む統合型リゾート。今年12月上旬、国は、整備計画を年内に認可するのは厳しいとの考えを示した。府と市は2029年の開業を目指しているが、今、その誘致先となる夢洲の“土地の賃料”をめぐって様々な疑惑が浮上している。 鑑定した4業者のうち3社が同額…『不当に安い』と指摘相次ぐIR用地の賃料 大阪府と大阪市が誘致を進めるIR。大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲の約49万平方メートルという広大な土地に、国際会議場・ホテル・カジノ施設などが整備される見通しだ。年間来場者数は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の来場者数を3割上回る年間2000万人。経済効果は約1兆1400億円を見込んでいて、2029年の秋~冬ごろの開
大阪・関西万博を推進する超党派の議連の準備会合が11月2日に行われ、名称を「2025年日本国際博覧会を成功させる議連」とし、新たに発足させることで合意したことがMBSの取材でわかりました。 2日に自民・公明・立憲・維新・国民の担当者が国会内で会合を開き、新たに「2025年日本国際博覧会を成功させる議連」を発足させることで合意したことがわかりました。会合に出席したのは、日本維新の会・遠藤敬国対委員長、立憲民主党・泉健太代表、自民党・鶴保庸介参院議員、国民民主党・前原誠司代表代行、公明党・石川博崇大阪府本部代表の5人です。 機運醸成のほかコロナ禍やウクライナ情勢なども考慮し、万博成功のため政治的なサポートをしたいとしています。万博に関する議連をめぐっては、誘致が成功した2019年2月に「大阪万国博覧会を実現する国会議員連盟」が開催されたのを最後に、その後3年半にわたって開かれていませんでした。
大阪市が進める老朽化した水道管の更新費用が、当初の想定から2倍以上に増えて、600億円を超える見通しであることがわかりました。 大阪市内の水道管は全長約5200kmあり、このうち半分が法定耐用年数の40年を超えています。 大阪市は今年1月、巨大地震に備えるため、2024年からの8年間で250億円~300億円程度の事業費で主要部分の約40kmを更新する考えを示しました。 しかし大阪市の関係者によりますと、その後、資材価格の高騰や工事内容の一部見直しなどにより、事業費が当初の想定の2倍以上にあたる600億円~650億円程度に膨れ上がる見通しで、さらに変動する可能性もあるということです。 市は今年度中に計画をまとめる方針です。
9月27日、日本武道館で執り行われた安倍晋三元総理の国葬。厳戒態勢が続く東京の街の様子を毎日放送の大吉洋平アナウンサーが取材しました。 (大吉アナウンサーリポート) 「一般献花台の目の前です。『国葬反対』と訴える男性が現れました」 9月27日、予定よりも30分早い午前9時半に始まった一般献花。献花に訪れた人に話を聞きました。 (献花に訪れた人) 「やっぱり大好きだったからじゃないですかね。(Qどんなところが?)やっぱり最高でしょう」 「(反対)デモなんて一部じゃないですか。人数とかちゃんと確認なさってます?」 会場近くにある生花店では行列ができていました。それぞれが花を購入して献花台に花を手向けます。 (献花に訪れた人) 「『桜を見る会』の名簿のことに関しては疑問もありましたが、それ以上に国防のこととか、日本を大事にすることが非常に好きだったので」 「リオオリンピックでマリオの登場の仕方が
「全国政党化」の戦略とは 8月20日土曜日の夕方。埼玉県さいたま市の「JR大宮駅前」に日本維新の会の代表選に立候補している足立康史衆議院議員、馬場伸幸共同代表、梅村みずほ参議院議員(届け出順)の3人が街頭演説会にやってきた。 近くで夏祭りがあるのか"浴衣姿"の人が行き交う中、集まった聴衆はざっとみたところで100人くらい。小雨が降る中、足を止める人もいたが、維新の黄緑の旗と関係者ばかりが、やはり目立つ。代表選の投票権を持つのは、議員ら「特別党員」と「一般党員(2年間党費を納入)」の約2万人で、投票は特別党員、一般党員にかかわらず"一人につき一票"となり同等だ。だが実際に、投票権を持つ「党員」が大宮駅前にどれくらいいるのか...片っ端から声をかけてみた。 話を聞くと、いわゆる「吉村知事のおっかけ」をしている人や、東京都内からわざわざ演説を見に来たという人もいたが「党員」ではなかった。ようやく
特攻隊の『覚醒剤チョコ』最後の食事だったのか...記録には残されず「食べた瞬間にカーッときました」食料工場の女性や軍医の証言 戦時中に決死の任務を与えられた部隊・特攻隊(特別攻撃隊)。この特攻で陸・海軍あわせて約6000人が亡くなりました。その特攻隊員が出撃前に最後の食事として口にしていた可能性があるというのが“覚醒剤入りのチョコレート”。記録に残されなかった『覚醒剤チョコ』を取材しました。 「菊の紋章」が入っていたという“覚醒剤チョコ” アメリカ軍の艦隊に次々と突撃していく若き日本軍兵士たち。特攻という無謀な作戦により6371人の尊い命が奪われました(日本側の戦死者:(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会による)。実はこの特攻には知られざる悲劇が隠れていたのです。 梅田和子さん(91)。終戦の年の1945年2月ごろ、疎開先近くの茨木高等女学校に転校しました。学校は兵隊の食料工場になっていて、梅田
【記者会見の全容】「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の会見『夫からの暴力』『自己破産』旧統一教会の二世信者も出席し"苦悩" 語る 安倍晋三元総理が銃撃され、死亡した事件では、7月11日に「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が記者会見。すると翌12日に、旧統一教会による霊感商法被害の根絶や被害者の救済を目的に活動している「全国霊感商法対策弁護士連絡会」が、都内で記者会見を行いました、その主な内容をまとめました。 本日の会見の趣旨が記載されている声明文を読み上げさせていただきます。 1 山上被疑者が、安倍晋三元首相を死に至らしめた今般の卑劣極まりない行為は、いかなる理由があろうとも決して許されないことです。当会は、安倍元首相のご冥福を心からお祈り申し上げます。 2 山上被疑者の母親が統一教会に多額の献金をし、家庭を崩壊させられたことへの恨みが今回の事件の動機であるという報道が事実だとすれば、同
戦後の占領期に関西で撮影された写真を集めた展覧会が、8月9日に大阪で始まりました。 大阪市中央区の「ピースおおさか」で開かれている写真展では、毎日新聞大阪本社の保存庫に眠る膨大な資料の中から、GHQ統治下、占領期特有の希少な写真を発掘し、戦後の焼け野原から占領下の街の様子、そして戦後復興を30点の写真とともに振り返ります。 厳しい情報統制下にあったこの時期を日本人の目で捉えた写真は少なく、とりわけ大阪や関西各地の報道写真は貴重だということです。 (来館者) 「戦争学習では戦争の悲惨さを中心に学んだのですが、実際に戦後の悲惨さをはじめて見た。いつ戦争が起きてもおかしくない世界情勢だと思うので、なんとか戦争が起きないようにしてほしいなと」 展覧会は来年3月まで開かれ、写真集も出版されています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く